灯油処分で灯油を固めるのは危険?正しい灯油処分の方法をご紹介!

寒くなってくると活躍するのが灯油ストーブ。
我が家も冬は灯油ストーブに頼りっぱなしです。

寒い季節はどんどん灯油を消費してしまうので、切らさないように継続して買います。

しかし暖かくなってくると、灯油ストーブの出番がだんだん減ります。

春になると灯油ストーブは使わなくなり、中途半端に灯油が余ってしまいますよね!
次のシーズンまでとっておくわけにもいかず…。

灯油処分はどのようにしたらいいのかしら?

普段、食用油は固める方法で処分しています。
では、灯油も食用油のように固めるという方法でいいのでしょうか?

実は灯油を固めるのはとても危険なんです!
理由は後程、詳しく解説しますね。

今回は正しい灯油処分の方法をご紹介します。
灯油の量によって、灯油処分の方法が違いますのでぜひ最後まで読んでくださいね。


灯油処分で灯油を固める方法はアリ?灯油は保管可能?

余った灯油、あなたはどうしていますか?
灯油処分って困りますよね。

次のシーズンまでとっておくのもなぁ…。

では、料理の後始末で使う「固めるテンプル」などの凝固剤で、灯油を固めるのはアリなのでしょうか?詳しく見ていきましょう!

灯油を固めるのは危険です!

灯油処分で灯油を食用油のように固めてはいけません。灯油を固めるのは危険です!

え!!同じ油なのになんで灯油は固めちゃいけないの?

疑問に思いますよね。詳しく理由を解説します!

そもそも食用油を固めるための凝固剤は、油を温めた状態で使用します。

温めた油に粉末を入れることで、油が固まるんです。

もし同じ方法で灯油を加熱してしまうと、発火する恐れがあります!

どうして食用油は発火しないのに、灯油は発火するの?

その理由は引火点が違うからなんです。
引火点とは火を近づけると燃え出す温度のことですよ!

食用油の引火点 300~320度
灯油の引火点 40~60度

食用油の引火点は300~320度なのに対し、灯油の引火点は40~60度です。

灯油の引火点が低いことから、どれほど燃えやすいかは、お分かりいただけたかと思います。

灯油処分の際に灯油を固めるのはとても危険なので絶対にやめましょう!

灯油は次のシーズンまで保管することが可能?

結論からお伝えすると、使い切れなかった灯油は次のシーズンまで保管可能です。
しかし、これには諸説があります。

国民生活センターなどの行政機関では、「安全のため、シーズン中に使い切れなかったものは処分してください」と注意喚起しています。

実際に昨シーズンの古い灯油を使い、灯油ストーブ等が故障したケースがあるそうです。

灯油は、保管中に日光や熱により変質したり、水や異種の油などが混入したりして「不良灯油」になることがあります。

不良灯油を灯油ストーブに使用すると煙が出たり、緊急消火ができなくなったりするなど、故障の原因になるんですね。

灯油ストーブが壊れてしまったら元も子もない…。

灯油ストーブの底に残った灯油は変質しやすいです。

シーズン終わりにしまう際は、スポイトで吸い取ってキレイにしておくと安心です。

灯油ストーブの取扱い説明書に、灯油ストーブ内の余った灯油を処理する方法が載っていますので、確認してみてください。

一方で、ヤフー知恵袋などで書き込みを読むと、「しっかり保管しておけば1年くらいは使える」という意見が大半でした。

ちなみに、その保管方法は以下の通りです。

  • 赤や青の灯油専用のポリタンクで保管する
  • 直射日光を避けて涼しい物置で保管する
  • 周囲に火の気がないか確認する

しかし、こればかりは自分で判断して「保管するかどうか」決めてくださいね。

灯油を保管していて、自然発火することはないのかしら…?

油が発火して火災になった、というニュースに聞き覚えがある方は多いと思います。

保管するとなると、気になるのは発火しないかどうかですよね。

しかし、ご安心ください!
灯油が種火なしに自然発火することはありません。

なぜかというと、灯油の発火点が「250℃」だからです。

発火点とは、自ら発火して燃焼を始める最低温度のことですよ。

つまり、250℃まで温めない限り、自然に発火しないということなんですね。

普通に保管して灯油が250℃以上になることはないので、大丈夫!と断言できます。

しかしながら、種火があれば当然発火してしまいます。

保管場所の近くに種火となり得るようなものがある場合には十分注意が必要です。


灯油処分は少量の場合どうするの?処分方法ご紹介!

ポリタンクの底にちょっとだけ余った灯油は、処分しなければなりません。

ちょっとだけ灯油が余ると、処分に困る!

その場合の灯油処分はどうすればいいのでしょうか?灯油処分の方法が分からない方は多いかと思います。

少量の場合と大量の場合とで処分方法は異なるため、まずは少量の場合について見ていきましょう。

今回は灯油処分の方法を2つご紹介します。

  • 灯油ストーブで使い切る
  • 可燃ごみとして捨てる

ちなみに灯油は「特別管理産業廃棄物」に指定されています。
そのため家庭ごみとして、捨てることはできません。

誤った方法で灯油処分をすると火事などの原因にもなるため注意が必要です。

灯油ストーブで使い切る

1番簡単なのが、灯油ストーブで使い切ってしまう方法です。

雨の日などに乾燥機代わりとして使え、洗濯物を早く乾かすのに役立ちます。

灯油処分もできて、洗濯物も早く乾くなんて一石二鳥!

灯油が一定量より少なくなると給油のサインが出ますが、そのまま運転を続けてください。

運転が停止したあともわずかに灯油が残っている場合が多いため、再度オンにしましょう。

何度か繰り返して完全に着火しない状態になったら完了です!

この方法は、灯油ストーブをつけっぱなしにするため、扱いには十分な注意が必要です!

ただし残った灯油を使い切る方法について、灯油ストーブの取扱説明書に記載されている場合には、そちらに従ってください。

洗濯物は灯油ストーブから遠ざけて干しましょう!

さらに灯油がなくなる直前は臭いが出やすいため、換気をしっかり行ってくださいね。

可燃ごみとして捨てる

ごく少量の灯油なら新聞紙や雑巾に染み込ませ、可燃ごみとして捨てるという方法があります。

こぼしてしまった灯油を拭き取ったら、その新聞紙は可燃ごみとして捨てますもんね。

灯油が大量の場合は絶対に行わないでください。
簡単ですが、手順をお伝えします。

  1. 灯油を新聞紙や雑巾に染み込ませる
  2. 引火を防ぐため濡れた布で包む
  3. ビニール袋に入れ密閉させる
  4. 可燃ごみに出す

ただ、灯油は発火の危険性や臭いのトラブルが発生するため、自治体によっては認められていない場合があります。

灯油処分をする前に必ず市区町村のホームページ等を確認してください!!

灯油処分はガソリンスタンドで!大量な灯油の処分法3選

シーズンが変わるのって意外と早く、気づいたらもう暖かくなっているなと感じることがあります。

そうすると、大量の灯油が使い切れず残ってしまいますよね。

それでは大量の灯油処分はどうしたらいいのでしょうか?

灯油が大量に余った場合の処分方法をご紹介します!

大量の灯油は購入した店に処分を依頼するのが、正しい処分方法です!

例えば、エネオスなどのガソリンスタンドで買った場合は、エネオスに持って行くということですね。

さらにガソリンスタンドへ持っていく以外にも、大量の灯油を処分する方法をご紹介します。

  • ガソリンスタンドに持っていく
  • 廃油処理ボックスを使用する
  • 不用品回収業者を利用する

それでは詳しく見ていきましょう!

ガソリンスタンドに持って行く

大量の灯油処分をしたい場合は、ガソリンスタンドに持って行き、回収してもらうことができます。

危険物を取り扱うプロですので、安心してお願いすることができますね。

エネオスなどのガソリンスタンドに灯油処分を頼む方法がこちら。

  1. 灯油を購入したガソリンスタンドに電話をする
  2. 「灯油を処分してほしい」と店員さんに相談する
  3. 処分OKであれば、ガソリンスタンドに持って行く

ホームセンターで買った灯油の場合も同様です。

出向く前に電話で「そちらで購入した灯油を処分してもらいたのですが大丈夫でしょうか?」と連絡しましょう。

そしてお店の案内に従って持っていってくださいね。

しかし、すべてのガソリンスタンドで受け付けているわけではありません。オイル交換などのサービスをしてくれるスタンドのみです!

例えば、同じエネオスであってもスタンドごとに対応は変わります。

灯油を購入する際、店員さんに「余った灯油を処分してくれるか」を聞いておくといいでしょう。

処分するのに料金はかかるのかしら?

気になるのが「処分料」ですよね!
お金を取られるのは、誰でもイヤです。

基本的に灯油は無料で引き取ってもらえます。

それもそのはずで、ガソリンスタンドなどの販売店には、灯油を引き取らなければいけない、という義務があるからなんですね。

ただし、一部のガソリンスタンドでは、ポリタンク1個につき200円ほどの費用を請求するところがあるそうです。

こういう店では最初から購入しないほうがいいかもしれません。

廃油処理ボックスを使用する

廃油処理ボックスというのは、主に車のエンジンオイルなどを捨てる際に使われるものです。

特殊な吸収材を使っているので、数リットルもの廃油を吸い取ってくれます。

吸い取った後は、可燃ゴミとして捨てられるので、処分も簡単です。

ただし、自治体によっては可燃ゴミで出すことを認めていないことがあります。

事前に確認しましょうね!

廃油処理ボックスは種類にもよりますが、2L~7L前後までなら処分することができます。

一般的なポリタンクは20Lなので、ポリタンク1個なら3~4箱あれば処分できますね。

ただし、ガソリンスタンドに処分を依頼するよりも割高です。

家の近くに、ガソリンスタンドがない場合にオススメの灯油処分方法です!

不用品回収業者を利用する

家具や家電製品の処分方法として近年ポピュラーとなりつつある不用品回収業者。

灯油の処分で思い浮かぶ方は余り多くないですよね。

実は不用品回収業者は灯油も引き取ってくれます。

灯油処分もお願いできるなんて知らなかった!

不用品回収業者なら自宅まで取りに来てくれますので、手間がなくて簡単。

時間がない方や、近場にガソリンスタンドがない方などにオススメです。

しかし、不用品回収業者の中には違法な営業をしている業者もいます。

違法な不用品回収業者に依頼してしまうと、法を守った適正な処理が確認できません。

「一般廃棄物処理業の許可」を持っている業者に頼みましょう!

一般廃棄物処理業の許可を持った業者かどうかは、各自治体で教えてもらえますよ。

まとめ

  • 灯油を固めるのは、発火する可能性があるため危険!
  • 灯油は次のシーズンまで保管できるが、使いきれなかった灯油はなるべく処分しよう
  • 少量の灯油は使い切る、可燃ごみとして捨てるという処分方法がある
  • 大量の灯油をガソリンスタンドに持って行く際は、事前に電話で処分可能か確認しよう
  • 大量の灯油は廃油処理ボックスを使用して処分する
  • 大量の灯油は廃品回収業者に回収してもらう

灯油を処分する場合、灯油の量によって、処分方法に違いがあります。

灯油は可燃物質ですので、取り扱いを間違えると火災を引き起こしてしまいます。
取扱いには十分注意が必要です。

そのことを忘れずに、正しい処分方法を選択してくださいね!!

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