100円ショップで販売されている粘着フック。
壁や鏡に取り付けられ、簡単に物を引っかけられます。
収納に困っている時や物を宙に浮かせたい時には、便利なアイテムですよね!
しかし粘着フックは時間が経てば経つほど、剥がし方が難しくなります。
キレイに剥がしたいと思っても、粘着部分が残ってしまいます。
「どうしたら粘着フックがキレイに剥がせるのかな」と思ったことはありませんか?
もしかしたら「粘着フックの剥がし方」について調べたことがある人もいるはず!
そこで、今回はあっという間にできる粘着フックの剥がし方をご紹介します。
キレイに剥がすためにはアイテムも必要なので、チェックしてくださいね。
アイテムは簡単に手に入るものばかりなので、あなたも今すぐに試せますよ!
目次
粘着フックの剥がし方!あっという間にできる方法
さっそく、粘着フックの剥がし方をご紹介します。
粘着フックの剥がし方のポイントは、アイテムを上手に使うこと!
粘着フックは時間が経てば経つほど粘着力が強まり、剥がし方が難しくなります。
アイテムを使い粘着フックを剥がしていきましょう。
もちろんアイテムを使うのは必須ではありませんが、使わずに剥がすと壁に傷が残ってしまう可能性があります。
その理由は、粘着フックと壁に隙間がないほどぴったりとくっついているからです。
アイテムを使わないと壁紙が一緒に剥がれてしまったり、粘着部分が残ってしまったりと傷がついてしまいます。
粘着フックを剥がす時は注意しながら行いましょうね!
①強力シール&フックはがし
最初にご紹介するアイテムは「強力シール&フックはがし」。
名前の通りフックはがしに適したアイテムで、これを使えば簡単に粘着フックを剥がせること間違いなし!
また手を汚したくないというあなたにもおすすめ!
スプレータイプなので、手を汚さずに使いたいところに使うことができますよ!
「強力シール&フックはがし」は壁面のシールやフックはがしに最適です。
ムース状で出てくるので、液だれもしないので剥がしたい箇所だけ出すことができます。
使い方は簡単。
「強力シール&フックはがし」を剥がしたい粘着フックに吹きかけます。
そして粘着部分に「強力シール&フックはがし」のスプレーが浸透するまで待ちます。
時間は粘着フックの大きさにもよりますが、目安は30分です。
粘着フックにスプレーが浸透しているかを見て、時間は決めてください。
時間が経ったらヘラを用意し、粘着フックと壁の隙間をあけるように粘着フックを剥がしていきます。
「強力シール&フックはがし」が粘着フックの粘着力を弱めているので、スルッと剥がれますよ!
もしヘラがない場合は、マイナスドライバーやナイフなど平べったいものを使いましょう。
ヘラで剥がす時は、壁が剥がれないように注意して下さいね!
また「強力シール&フックはがし」はキツイにおいがするので、密閉空間では使わないでください。
②ドライヤー
続いては、自宅にあるアイテムでできる方法をご紹介します。
粘着フックを剥がすためのアイテムをわざわざ購入するのが面倒くさいと感じる人にはおすすめです!
そのアイテムがドライヤー。
私も一度ドライヤーを使って粘着フックを剥がしたことがありますが、あっという間にできました!
ドライヤーで粘着フックの粘着部分を温めると、熱風で粘着力が弱まります。
私が粘着フックを剥がした時には10分くらいドライヤーで温めました。
粘着部分の弱まりは見た目では判断しにくいと思うので、自分の手で触って確認しながらおこなった方が良いですよ。
ただドライヤーは粘着力を弱める効果が弱いので、取り付けてから時間が経った粘着フックには向いていません。
もしドライヤーで粘着フックを剥がす時には、取り付けてから日が浅い場合にしましょう。
またドライヤーの熱で壁や家具の色が変色してしまう場合があるので、注意しましょう!
③お酢
続いても自宅にあるアイテムをご紹介します。
調味料のお酢も粘着フックを剥がす時に使えます。
お酢も使えるの!と驚きますよね。
実はお酢に含まれる酸が粘着を弱める効果があるんです!
こちらも剥がし方は簡単!
粘着フックにお酢を浸透させ、粘着力を弱めます。
粘着フックは壁に取り付けているのでタオルやふきんなどを使い、粘着フックを覆うと良いですね!
難しい場合は綿棒で少しずつお酢を粘着フックに浸透させるように、塗っていきましょう!
お酢の場合も様子を見ながらですが、約30分待つと良いでしょう。
お酢が粘着フックに浸透したらヘラを使い剥がしていきます。
調味料は各家庭にあるので自宅であるもので済ませたい時には、便利なアイテムですね!
④除光液
続いても自宅にあるアイテムをご紹介します。
ネイルをする女性は持っている除光液。
除光液も粘着フックを剥がす時に使えます!
使い方はお酢と一緒です。
除光液をタオルやふきんに染み込ませて、粘着フックを覆いましょう!
粘着部分に除光液が浸透するまで待ち、ヘラで剥がしていきます。
除光液はアセトンと呼ばれる有機溶剤で、粘着力を弱める効果があるようです。
自宅に除光液があるあなたは試してみると良いかもしれませんね!
粘着フックが強力な理由!時間が経つと剥がしにくい?
粘着フックは強力で、時間が経つと剥がしにくくなります。
あなたも経験したことありますよね?
粘着フックはキッチンやお風呂場などものを浮かせたい時に便利ですが、剥がし方には苦労します。
なぜ粘着フックは時間が経つと剥がし方が難しくなるのでしょうか。
なぜ粘着フックの剥がし方を工夫しなければいけなくなるのでしょうか。
そんな疑問を解消します!
続いては粘着フックの強力なしくみをご紹介します。
強力だからこそ、粘着フックは役に立つんです!
なぜ粘着フックは強力?
なぜ粘着フックが強力なデザインになっているのか。
それは重さに耐えるためです。
つまり重いものに耐えるために強力な粘着力が必要なんです。
1kgのものと10kgのものを耐える粘着力は違います。
10kgのものの方が1kgのものより高い粘着力が必要ですよね。
粘着フックは使う人によって用途が異なり、必要な耐荷重も違います。
鍵やキーホルダーといった小物を引っかける人もいれば、カバンや洋服など重さがあるものを引っかける人もいます。
粘着フックはどんなに重いものでも耐えられるような強力なデザインです。
万人受けするよう工夫されています!
またキッチンやお風呂場など水回りで使う人もいるかもしれません。
水に強いデザインにするためにも、粘着フックは強力になっています。
粘着フックはなぜ時間が経つと剥がしにくくなる?
粘着フックが強力なデザインである理由は、「重いものに耐えるため」「水に強いため」とご紹介しました。
納得の理由ですよね!
続いてはあなたも経験したことがある、時間が経つとなぜ粘着フックが剥がしにくくなるのかをご紹介します。
粘着フックには粘性のある粘着剤が使われています。
この粘着剤は貼る時の圧力で壁にくっつきます。
イメージは壁と粘着剤がパズルのピースのようにはまる感じです。
そして粘着剤は熱や紫外線の影響を受けると流動性が生まれ、ベトベトになります。
熱や紫外線に弱いので溶けてしまいます。
粘着剤がベトベト状態になり時間が経つと、固まります。
この固まった部分が粘着部分の強化につながり、剥がしにくさを生みます。
粘着フックが時間が経つと剥がしにくくなるのは、熱や紫外線を受けて粘着部分に流動性が生まれるからです。
粘着フックの剥がしにくさを生まないためには、定期的に新しいものに取り付けかえるのがおすすめです。
粘着フックは賃貸でも使える!おすすめのフックを紹介
賃貸に住んでいる人は粘着フックを使って大丈夫なのか、迷ったことありませんか?
粘着フックを壁に取り付けたいけど傷をつけると高い金額の修理代が取られてしまいます。
賃貸に住んでいる人の悩みですよね。
実はこの悩み解決できます!
賃貸の人でも使えるような粘着フックを見つけました。
粘着フックの最大の悩みは剥がし方なので、剥がし方が簡単なデザインのフックがあればいいですよね。
続いては剥がし方に困らない、粘着フックをご紹介します。
コマンド™ フック
コマンド™フックは、文具やオフィス用製品を製造する3Mの商品です。
粘着テープで壁に貼ることができるので、剥がしやすいと好評です。
壁を穴や傷をつけることなく、きれいに貼ったり剥がしたりできます。
凹凸のない壁であればどこでも貼ることができるので、自分の使いたい場所に設置できます。
様々なサイズや形状があり、用途に合わせて選べますね!
以下はコマンド™フックレギュラータイプのサイズです。
製品型番 | 耐荷重 | |
ジャンボサイズ | CM12N | 3.5kg |
Lサイズ | CMR5 | 2.4kg |
Mサイズ | CMR6 | 1.3kg |
Sサイズ | CMR7 | 500g |
カレンダー用 | CMR10 | 500g |
スイングフック | CMR6 | 220g |
耐荷重も220gから3.5kgと幅広く、浮かせたいものに応じて選択できます。
このレギュラータイプの他にも、フックが目立たない「クリアフック」や水回りにも使えるタイプなど種類も豊富!
またコマンド™フックは再利用ができる特徴があります。
剥がしたフックは粘着テープを付け替えるだけで再び使えるので、エコにもつながりますね!
粘着フックはおしゃれに!自宅を彩るフックも紹介
せっかく粘着フックを取り付けるなら、見た目がおしゃれな粘着フックを購入したいですよね!
粘着フックはシンプルなデザインが多いイメージですが、最近はおしゃれな粘着フックも多いようです。
しかし粘着フックを使って、壁を傷つけたくないですよね。
剥がし方に苦労したくないですよね。
続いてはおしゃれで、剥がし方も簡単な粘着フックをお伝えします。
ナチュラルでおしゃれ!木製の粘着フック
木製デザインの粘着フックです。
天然のブナ材を使用していて、木の味わいが部屋に馴染みます。
ナチュラルなデザインなので、どんな部屋でも相性が良さそうですね!
和室にも洋室にも合うシンプルなデザインの粘着フックは、使い勝手がよさそう!
粘着フックは剥がし方が気になりますが、これはテープで貼るタイプ。
貼ってから時間が経った場合は、少し慎重になりましょう。
もし剥がし方が難しい場合は、上記でご紹介した粘着フックの剥がし方を実践すれば大丈夫ですね!
おしゃれな見た目に癒される!動物の粘着フック
動物の形をした粘着フックも販売されています。
子どもは動物が好きなので、お子さんがいる家庭にはぴったりですね!
壁に傷がつかない粘着フックで、表面が滑らかなところであればどこにでもつけられます。
傷が残らない粘着シートを使っているので、粘着フックの剥がし方に迷う必要がありません。
また粘着部分が汚れたら洗って何度も使えるようです。
おしゃれなデザインでかつ機能性も充実しているので、おすすめです。
まとめ
- 剥がし方が難しい粘着フックは強力シール&フックはがしでキレイに剥がせる!
- 自宅にあるドライヤーや酢、除光液でも粘着フックを剥がすことは可能!
- 粘着フックは重い荷物に耐え、水に強いデザインにするため強力!
- 粘着フックは熱や紫外線に当たると流動性が生まれるため、日が経つと剥がし方が難しくなる!
- 賃貸でも使いやすい粘着テープのフックがある!
- 木製の粘着フックや可愛らしい動物が描かれた粘着フックもあり、おしゃれにもこだわれる!
今回は粘着フックの剥がし方をご紹介しました。
どれもあっという間にできる方法ばかりでしたね。
時間が経って剥がしにくくなった粘着フックはアイテムを使って剥がし方を工夫しましょう!
また粘着フックは種類豊富なので、みなさんも自分に合った粘着フックを選んでくださいね!
ご覧いただきありがとうございました。