祝儀袋の数え方はお金の有無で変わる!?今さら聞けない!お作法も解説

結婚や出産など、様々なお祝い事の時にご祝儀は欠かせませんよね。

では祝儀袋をもらったとき、祝儀袋の数え方を意識したことはありますか?

実は知らない人、多いんです。

私もお祝い事でご祝儀をもらったことがあります。

その時は「何人からもらった」という言い方しかしておらず、祝儀袋の数え方は全く知りませんでした。

実は、祝儀袋にもちゃんと数え方があって、お金や封の有無によって数え方が変わってくるんです!

この記事では祝儀袋の数え方と、種類、お金の入れ方についても解説します!

ぜひ祝儀袋についての知識を覚えて、お祝い事の時に恥ずかしい思いをしないようにしましょう!

祝儀袋の数え方は4種類!状態で使い分けよう

祝儀袋の数え方ですが、4つの数え方があります。

4つの数え方の線引きは、大きく分けてお金を包んでいるか包んでいないかの2つです。

どれを使っても良いわけではなく、一つひとつちゃんと意味があるのでしっかりと使い分けていきましょうね。

【枚・袋】祝儀袋そのものの数え方

枚(まい)と袋(ふくろ)の数え方は、祝儀袋の中にお金が入っていない状態の時に使用されます。

つまり、祝儀袋単体での数え方ですね。
祝儀袋を購入する際の内容数にも、枚が使われています。

「一枚、二枚…」もしくは「一袋、二袋…」と数えます。

【封】お金が封入されている

封(ふう)の数え方はお金が入っており、封がされている状態で使用されます。

渡す時も、もらう時もこの封をされている状態のことが多いと思いますので、ぜひ覚えておきたい数え方ですね。

「一封、二封…」と数えます。
ちなみに「金一封」はこの数え方からきています。

ただし金一封は、寄付金や賞金などで金額が明示されていないものを表しますのでご注意を。

【包み】お金が包まれている

こちらもお金が包まれている状態での数え方です。
封と同じようにみえますが、違うところがあります。

それはお金を包んでいる物の違いです。

封は、封筒などの袋状のものでお金が包まれている状態。

包み(つつみ)は、一枚の紙でお金を包む「多当折り(たとうおり)」の状態での数え方です。

「一包み、二包み…」と数えます。
また、昔は「一折り、二折り…」という数え方もあったようです。

香典袋やお年玉の数え方も基本的に同じ

香典袋(不祝儀袋)やポチ袋の数え方も、基本的には祝儀袋と同じで「枚、袋、封、包み」が使われます。

香典は他にも「件」の数え方があり、やりとりされた香典に使用される数え方です。

お店で購入する時にも、内容量に「枚」が使われています。

お年玉は、基本的にポチ袋などの封筒の形を使用するため「封」の数え方が多いでしょう。

ちなみに、郵便などで使用する封筒の数え方も基本的には祝儀袋と同じです。

中身が入っていない状態は「枚」で、中身が入っていて封をされている状態は「封」。

また、手紙として使用する場合は「通」の数え方です。

「一通、二通…」などの数え方はよく知られている数え方ですね。

祝儀袋の種類は水引の結び方や色で決まる

祝儀袋はお祝い事で使用しますが、その種類と違いがあります。

祝儀袋の種類によって、使う場面や中に入れるお金の金額も変わってくるので、覚えておきましょう。

祝儀袋の種類をイラスト付きで解説

祝儀袋は、のし袋の中央に飾られている水引の結び方や色によって意味が変わってきます。

まずは水引の結び方ですが、4つの種類に分かれており、それぞれ使う場面が異なります。

間違えて使用すると、失礼なことになりかねないので注意してくださいね。

蝶結び

何度でも結び直せる結び方であるため、何度あっても良いお祝い事に使います。

結婚のお祝いやお見舞い、快気祝いなどには不適切なので注意しましょう。

出産祝いや入学祝いや、長寿に関係するお祝い事などで使いましょう。

結び切り

この結び方は、一度結ぶと解けないようになっています。

繰り返すことのないよう「一度きり」という意味を込めたお祝い事に使われます。

何度もあっては良くない、結婚祝いや快気祝いなどに適しています。

また、この結び方は弔事や仏事などの不祝儀袋にも使用されています。

あわじ結び

真ん中の結び目の輪っか部分がアワビを表しており、別名「あわび結び」とも言います。

この結び方は結び切りの一種で、両端を引っ張ると固く結ばれる形となっています。

そのため「末永く付き合う」という意味が、込められています。

結び切りと同様に「一度きり」という願いを込めて、何度もあって良くないお祝いごとに使用されます。

この水引の祝儀袋は結婚祝いや快気祝い、不祝儀の際にも使用できます。

水引なし

祝儀袋のなかには水引がないものもあります。

水引がある位置が違うものや、左端に水引の代わりに赤棒が描かれているものが多いです。

水引なしのものは、ちょっとしたお礼などに使いましょう。

水引のない可愛らしいデザインの祝儀袋もたくさんあるので、選ぶのも楽しいですね♪

祝儀袋はその種類によって意味があり、使用するのにふさわしい場面があります。

用途に合った水引の結び方を選びましょう。

次に、水引の色についてです。

用途 色の組み合わせ
祝儀袋 赤白、紅白、赤金、金銀など
不祝儀袋 白黒、黄白、青白、双銀など

最近ではピンクなどのカジュアルな色も増えてきているので、使うシーンや相手で選んでください。

親しい間柄の友人などであれば、カジュアルなデザインにしても良いでしょう。

しかし、目上の人や上司などのお祝い事であれば、デザインはシンプルなものにするのが無難です。

また、地域や宗教によっても水引の色が異なる場合があるので、注意してください。

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祝儀袋は、水引の線の本数が多くなったり色が豪華になったりすることで見合う金額があがってきます。

祝儀袋を選ぶときは、金額に見合ったものを選びましょう。

お店などで購入する時に、どのくらいの金額に見合っているのか記載があるのでわかりやすいですね。

熨斗(のし)がない物はお見舞いや快気祝いに

結婚祝いなどのお祝い事で使う祝儀袋には、熨斗(のし)があることがマナーです。

祝儀袋の右端にある、細長い六角形の形のことですね。

熨斗(のし)とは、アワビを乾燥させてうすく伸ばし(熨す=のす)、和紙で包んだものが基となっています。

昔はお祝い事の際に縁起物として使用されていました。

そのため、現在でもお祝い事には熨斗がついた祝儀袋を使うのが基本となっています。

熨斗がついていない祝儀袋は、お見舞いや快気祝い、お寺などの贈り物に使用しましょう。

前述したように、熨斗はアワビが基となっており、生ものであり長寿を願う縁起物でした。

そのため、生物臭を避ける仏事であったり「入院をのばす」意味合いになりそうな、お見舞いには不適切です。

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祝儀袋のお金の入れ方に注意!知ってほしいマナー

祝儀袋にはお金の入れ方があり、入れるお金についても向きなどのマナーがあります。

知らないと恥ずかしい思いをすることもありますので、覚えておきましょう。

お札はピン札か新札で

祝儀袋にお金を入れる時のマナーとして、お札はピン札か新札を用意しましょう。

ピン札は折れ目やシワがないお札で、新札はまだ一度も使われていないお札のこと。

2つは意味は違いますが、見た目では判別がつかないので、どちらでも使用可能です。

ご祝儀は、お祝いをする「2人の新しい門出を祝う」という意味が込められています。

なので、使い古したお札や折れているお札はふさわしくありません。

新札はすぐに用意できるものではありません。

新札を前もって用意することで「2人のお祝いを心待ちにしていました」という意味も込めます。

ちなみに、不祝儀の場合は逆に、シワや折り目がある古札を使用するのがマナーです。

「突然の訃報だった」ことを意味づけるためです。

祝儀袋のお札の向き

祝儀袋のお金の入れ方について、ポイントは2つあります。

  1. お金を出した時に肖像画が先に出るように入れる。
  2. お札の肖像画が封筒、もしくは包みの表を向くように入れる。

2つのポイントを押さえることが必要ですが、お札の金額が違う時にも入れ方のポイントがあります。

例えば、二万円をご祝儀として渡そうと考えている時に、2つに割り切れる金額はあまり良しとされていません。

なぜなら、割り切れるということは「2人が別れる」という意味を連想させてしまうからです。

そうなることを防ぐために二万円を、一万円札と五千円札2枚の合計3枚で渡すこともできます。

一万円札と五千円札は金額が違うので、その場合は金額が大きい方を上(表)にして入れるのがマナーです。

お金を封筒から出した時に、大きい額のお札が最初に出てくるようにしてください。

逆に不祝儀の時は、肖像画を下に向けて裏向きに入れるのがマナーです。

香典などは、お悔やみの場面なので「顔」をふせる意味があるからです。

不祝儀のときにはお金を封筒から出した際に、顔が見えないようにしてください。

お金の入れ方を間違えてしまわないように気をつけてくださいね。

外包みを折る時は上を先に折る

ご祝儀は外包みがあるものを使うことが多いですが、その外包みの折り方についても注意が必要です。

外包みを折る時は、ご祝儀の場合先に上から折って次に下から折ります。

これにより「上向き」や「運が向く」などの意味が出てくるからです。

不祝儀の場合は逆で、先に下から折って次に上を折ります。

この包み方を間違ってしまうと、色んなお祝い事や香典の際にとても失礼な事になるので、気をつけてください。

渡す時は袱紗(ふくさ)に包むのが正式なマナー

ここでワンポイントアドバイスですが、あなたは祝儀袋をどうやって持っていきますか?

祝儀袋は袱紗(ふくさ)に入れて取りだすのが正式なマナーです。

最近では袱紗を使用しない人もいますが、袱紗を使用した方が上品にみえます。

袱紗(ふくさ)は風呂敷よりも少し小さい正方形の布のことで、祝儀袋などが汚れたり折れたりしないように守ります。

ご祝儀はもちろん、香典の際にも使えると品がある人にみえるため、1枚は持っておきたいですね。

まとめ

  • 祝儀袋の数え方は、祝儀袋単体だと「枚、袋」でお金が入っていると「封、包み」と数える
  • 香典袋やポチ袋も基本的に同じ数え方が使われる
  • 祝儀袋の種類は水引の結び方と色で分けられ、派手になるほど見合う金額は高くなる
  • お祝い事には熨斗(のし)つきの祝儀袋を使う
  • 祝儀袋のお金の入れ方は、お札の肖像画を上向きかつ表向きで入れる
  • 香典袋のお金の入れ方は逆になるので間違えないように注意
  • 祝儀袋の外包みは先に上から折る
  • 祝儀袋は袱紗(ふくさ)で包むと上品にみえる

あまり気にも留めたことがなかった祝儀袋の数え方ですが、ちゃんと意味や使い分けがありました。

いざ使おうとする時に、わからなくて恥ずかしい思いをすることもあるかもしれません。

数え方を知っていて使い分けが出来る人は、とてもスマートでカッコいいと思われるでしょう。

人生で必ず経験するはずのお祝い事は、しっかりと意味のある大事な場面です。

正しい日本語やマナーを身につけて、失礼のないようにしていきましょうね。

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