つわりは、妊娠さんの約50~80%の人が経験する症状です。
つわりには、主に吐きつわり・食べつわり・匂いつわりなどがあり、食生活に支障がでる症状が多いです。
つわりのせいで「食べられるものがない」「何を食べたらいいのかわからない」という悩みを持つ妊婦さんが多くいます。
そこで、SNSやインターネットの情報から妊婦さんの声を集め、つわりでも食べられたもののランキングを作ってみました。
コンビニで買えるつわりでも食べられたものや私が実際に妊娠中に食べられたもの、つわりを少しでも軽減できるヒントになる情報も紹介します。
ランキングはサクッと読めるので、画面を見るのがつらい方も調子がいいときに見てみてくださいね♪
目次
つわりでも食べられたものランキング!トップ10を紹介
つわりは、匂いや胃のムカつきが本当につらいですよね。
何を食べても気持ちが悪かったり、やっとみつけた食べられたものが、突然食べられなくなったりすることもあります。
つわりを経験した方たちの、つわりでも食べられたものをランキングにし、トップ10をまとめてみました。
何を食べたらいいかわからず困っていたら、ぜひ参考にしてみてください!
試そう!つわりでも食べられたものトップ10
SNSやインターネットからつわりを経験した方々の声を調べてみました。
中でも多く見かけた、つわりの時でも食べられたものをランキングにし、上位10品を紹介します。
つわりで食べられたものを調べて一番目にしたのは、柑橘系のフルーツ(ジュースも含む)です。
中でも、レモンとグレープフルーツは食べることができたという方が多数いました。
トロピカーナのグレープフルーツジュースは、娘を妊娠中につわりで何も食べられなかった5ヶ月間
、唯一私とお腹の娘の命を繋いでくれた大恩人です。— ぱぐフレディ (@pugpugpug03) October 9, 2018
引用 Twitter
シュワシュワの発泡ですっきり飲める炭酸飲料水も、多くのつわり経験者が食べられたものにあげています。
炭酸水やレモンスカッシュなど甘すぎないものが好まれています。
水分が多く口当たりの良さでゼリーなら食べられたという人が多くいました。
ミカンやグレープフルーツなどの柑橘系の味が食べやすく人気です。
ゼリーは、フルーツ系の物やコーヒー味、ミルク系など種類もあるので、その日の気分によって味を変えることもできます。
酸味があり飲みやすく、栄養が気になるときにも重宝するのが野菜ジュースです。
妊娠中は便秘になりがちです。
野菜を食べられず食物繊維不足のときにも、野菜ジュースなら飲めて便秘解消に役立ち助かったという方もいました。
やはり酸味があるものは食べやすく、野菜の中でもトマトは食べられたという方が多くいました。
ミニトマトだと、1口サイズなのでカットの必要もなく、持ち運びも可能です。
ミニトマトを常備して、食べられそうなときにパクパク食べるのもおすすめです。
携帯しやすく、気が向いたときにサッと口に入れられるグミは、種類も豊富です。
フルーツ味、とろみがあるもの、刺激が強いものなど、その時々の体調に合わせた食べられるものを見つけやすいです。
つわりで食べ物や飲み物を口にできないときに心配なのが、脱水症状です。
つわりで何も食べられなくても、水分を取る努力が必要になります。
スポーツドリンクは、すっきりした味で飲みやすく、ミネラルや糖分が含まれているのでつわりで食べられないときにもおすすめです。
意外と多かったのが、カップラーメンです。
麺がスルっと食べやすく、濃い味で少し食欲を取り戻すため食べられた方が多いのですね。
カップラーメンは、塩分を多く含むので、スープを飲むのは我慢しましょう!
「妊娠したらマックのポテトが食べたくなる」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実際に調べていると、不思議なことにマックのポテトならつわりでも食べられたという声をよく目にしました。
なぜかジャンクな味が無性に食べたくなるんですよね!
あめもグミ同様、携帯して持ち運びやすく、長く味を楽しめるので、つわりの気持ち悪さから気を散らすのにちょうど良いです。
味も豊富なので、いくつかの種類を持ち歩くといいですね。
以上、つわりでも食べられたものをランキングで紹介しました。
- 酸味があるもの
- 味が濃いもの
- 揚げ物
- 炭酸飲料
ぜひこのランキングを参考にあなたの食べられるものを見つけてくださいね。
つわりでも食べられるものはコンビニで買える!5つ紹介
つわりでつらいときには、近場でサクッと買い物を終わらせたいですよね。
コンビニは店舗数も多く身近にあり、店内もコンパクトで歩き回る必要がありません。
広くていろいろな食品の匂いがするスーパーよりも快適に買い物することができます。
コンビニ商品でつわり経験者から支持の高かったものを5つ紹介します。
①【カリカリ梅】酸っぱい刺激がいい!
引用 セブンイレブン公式
代表的なセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの各コンビニにあります。
カリカリ梅は、酸味の刺激でムカつきをすっきりしてくれ、気分転換にもなります。
多くのつわり経験者が、カリカリ梅を食べられたものにあげています!
②【アイス】種類が豊富!気分で選べる
引用 セブンイレブン公式
アイスは口どけがよく冷たいので、つわりでもさっぱり食べられたとの声が多かったです。
甘くて濃厚なアイスが食べられないときは、かき氷やシャーベット系のアイスがおすすめです。
コンビニのアイスは種類が豊富で、その日の体調に合ったアイスクリームを選べます。
コンビニのアイスは入れ替わりが激しく、新作もたくさん出るので、新しいアイスを楽しみにするのも気晴らしになりますね。
③【冷凍フルーツ】手軽にさっぱり食べられる
引用 ファミリーマート公式
なかなか重宝するのが冷凍フルーツです。
フルーツなら食べられるけど、日持ちしにくいからと、スーパーでこまめに買うのは大変です。
買った後、食べるまでの処理もめんどうですよね。
コンビニにある冷凍フルーツなら一口サイズにカットされていて食べやすく、種類もスーパーよりも豊富な場合があります!
④【ゼリー飲料】ツルっと栄養補給
引用 森永製菓公式
風邪や夏バテなどの食欲がないときにも重宝するゼリー飲料は、つわりの時にも食べやすかったという意見が多いです。
栄養をカバーできる機能的なゼリー飲料は、種類が豊富なので採りたい栄養素も選んで食べることができます。
妊婦さんが摂取の仕方に注意すべき栄養素があるので気を付けましょう。
<摂取の仕方に注意すべき栄養素の詳細はこちら>
⑤【ホットスナック】ジャンキーな濃い味
引用 ローソン公式
コンビニのレジ横にあるホットスナックケースのものなら、食べられたものが多かったという意見が多数ありました!
ポテトやチキン類、フランクフルトなど、味が濃くジャンキーなものなら食べられるということもあります。
ただし、ホットスナックには油分が多く含まれるものが多いです。
食べられたとしても、後々気持ち悪くなってしまうケースもあるので、体調と相談して食べましょう!
つわりでも食べられたものおすすめ3つとつわり対策
この章では、2児の出産でつわりを経験した私が、つわりの時に食べられたものをおすすめします。
また、少しでもつわりの辛さが和らぐよう、すぐにできる対策を紹介します。
つわりを経験した私のおすすめ商品3つを紹介
私は2児の母ですが、1人目の時は匂いつわり・眠りつわり、2人目のは匂いつわり・食べつわりと、それぞれ違うつわりを経験しました。
症状は重度ではありませんが、妊娠6週目あたりから17週あたりまで症状がありました。
私がつわり中に食べられたもの、食べてよかったと思ったものを紹介します。
「試して!つわりでも食べられたものトップ10」の中でも1位に入っていましたが、柑橘系のフルーツは本当に重宝しました。
中でもレモンは最もつわりのムカつきをすっきりさせてくれた、つわりでも食べられたものの1つです!
私はレモンシロップを作っておき、気持ち悪さをすっきりさせたいときに飲んでいました。
炭酸水で割ってレモンスカッシュを作ったり、ホットレモンにしたり、また、ヨーグルトにかけたりと1日に何度も助けられました。
何度もジュースを買いに行くのは大変ですし、経済的にも優しくないですよね。
作り方も簡単なので、おすすめですよ♪
<材料>
- ビンなどの容器
- レモン
- 氷砂糖
1:1の割合で用意する
<作り方>
- レモンをよく洗い輪切りにする
- 容器にレモンと氷砂糖を交互にいれていく
- 氷砂糖が溶けきったら完成
ヨーグレットは明治から発売されているタブレット状のお菓子です。
明治 ヨーグレット
駄菓子屋などに置いてある定番のお菓子なので、パッケージを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
さっぱりした味とくちどけの良さ、もち運びにも便利で、どこでもパクっと食べられるのがとてもよかったです。
これは後から調べていて知ったのですが、ヨーグレットもハイレモンもどちらも栄養機能食品です。
ヨーグレットとハイレモンにはビフィズス菌・カルシウム、ビタミンCが配合されており、栄養を必要とする妊婦さんには嬉しいですね。
つわりで症状とは別に気になるのが、こんなに何も食べれないのにおなかの赤ちゃんに栄養が届いているのかということです。
妊娠初期の赤ちゃんは小さく、もともとお母さんに貯えらえていた栄養で成長できるため、食べられていなくても胎児に影響はありません。
しかし、お母さんの体にも栄養は必要です。
もし何も食べられなくても、必要な栄養が詰まったサプリメントを飲むことで、少し安心することができます。
赤ちゃんに必要と言われている葉酸を含んだサプリメントを飲むことで、赤ちゃんへの栄養補給にもなるのでおすすめです。
葉酸は水溶性ビタミンB群の1つで、細胞分裂や遺伝子の伝達に関わります。
妊娠中は通常の食事から摂取する葉酸に加え、さらに400μg/日、葉酸を摂取することが厚生労働省から推奨されています。
また、妊娠中には過剰摂取に気を付けなければならない栄養素があります。
ビタミンA・ビタミンDは体内に蓄積され胎児の成長に影響を及ぼすことがあるので過剰摂取に注意しましょう。
複数のサプリを飲むときには、十分注意してくださいね。
つらいつわりを少しでも軽減する対策!
つわりは一時的なもので、いつかは終わりが来ると分かっていてもつらいですよね。
つわりを少しでも軽減できる対策を紹介します。
ビタミンB6を取る
ビタミンB6は、つわりの吐き気や嘔吐などの症状を軽減させる可能性があるといわれています。
妊娠するとアミノ酸代謝が促進されやすくなり、妊娠前と比べてビタミンB6が不足しがちです。
ビタミンB6が不足すると、うまくアミノ酸代謝が行われず吐き気などの症状につながると考えられています。
ビタミンB6を取ることでアミノ酸代謝が正常に働き、つわりの症状の軽減につながります。
ビタミンB6を含む食材お肉・カツオ・マグロの赤身・卵・赤ピーマン・バナナなど
ビタミンB6は、様々な食品に含まれます。
食品からビタミンB6を摂取するには、冷凍食品や加工食品より、生鮮品の方が効果的です。
つわりの時に、多くの食品を食べることは難しいので、おすすめなのがサプリメントです。
ビーンスターク つわびー
吐き気の症状がつらいときは、ビタミンB6を含んだサプリメントを飲んでみましょう!
日光を浴びる
つわりで吐き気や嘔吐がつらいと一日中横になって動きたくないですよね。
ですが、カーテンも明けずに暗い部屋で横になっていると、逆に体への負担になってしまうこともあります。
朝はカーテンを開け日光をあび、自律神経を整えることで症状の悪化を防ぎましょう。
匂い対策を徹底する
日常の中で匂いを防ぐというのは難しいことです。
ですが、匂いをかがないようにするだけで少し気持ち悪さは軽減します。
- 鼻栓をする
- 料理は冷まして食べる
- 夫婦別室で寝る
- 芳香剤を一時的に片づける
匂いのあるものから遠ざかることで、少しでも症状を軽減しましょう。
体を休ませて無理をしない
つわりの辛さを軽減させる一番の対策は、体を休ませて無理をしないことです。
料理を作ることがつらければ、宅配や総菜ですます日があってもいいですよね。
会社の時短勤務制度などの活用も考えてみてくださいね。
つわりの症状は、周りから気づかれにくい、理解されづらいことがあります。
無理せず旦那さんや周りの人に、自分の症状を伝えサポートしてもらいましょう!
まとめ
- つわりで食べられたものランキングは、1位「柑橘系のフルーツ」2位「炭酸飲料水」3位「ゼリー」である
- つわりでも食べられたものの特徴は、酸味があるもの・味が濃いもの・揚げ物・炭酸飲料である
- コンビニは商品の種類も豊富で、サッと買い物が済ませられるので、つわりの時に行きやすい
- 「カリカリ梅」「アイスクリーム」「冷凍フルーツ」など、コンビニにはつわりでも食べられるものが多数ある
- 私のおすすめするつわりでも食べられたものは、「レモンシロップ」「ヨーグレット」「サプリメント」である
- つわりの軽減対策は「ビタミンB6の摂取」「日光を浴びる」「匂い対策を徹底する」「体を休ませて無理をしない」の4つである
いかがでしたか?
本記事ではつわりでも食べられたものを、口コミをもとにランキングにして紹介しました。
また、コンビニで販売されている、つわりでも食べられた商品や私のおすすめ商品、つわりの症状を軽減する対策も紹介しました。
つわりの症状は人それぞれ違い、食べられるものも人により様々です。
ランキングを参考にあなたが食べられるものを見つけて、いつか終わるつわりを乗り切って下さいね!