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ヒョウモントカゲモドキの餌は野菜でもいい?餌の時間と頻度も解説!

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ヒョウモントカゲモドキは世話がしやすく愛嬌もあるので、一人暮らしで飼うペットにぴったりですよね。

レオパードゲッコー(通称レオパ)とも呼ばれます。

飼っている人ならコオロギなどの昆虫を餌とすることはご存じだと思いますが、野菜を与えてもいいのか疑問に感じたことはありませんか?

栄養があってヒョウモントカゲモドキの餌にも良いのでは?
ヒョウモントカゲモドキは昆虫と動物を食べて生きる動物なので、野菜を食べることはありません。

野菜を食べることは、ヒョウモントカゲモドキにとって負担になってしまいます。

この記事では、なぜ野菜を餌として与えてはいけないのか詳しく解説していきます。

また、正しい飼い方についても紹介するので、ヒョウモントカゲモドキと幸せに生活するためにぜひ参考にしてくださいね。

ヒョウモントカゲモドキの餌は野菜ではいけない理由

ヒョウモントカゲモドキは99%昆虫・動物食です。

昆虫の消化に特化しているため、野菜をしっかり消化できるか分かっていません。

ヒョウモントカゲモドキに餌として直接野菜を与えるのはやめましょう。

ちなみに、果物も同様なので与えないようにしましょう!

栄養が気になる人もいるかもしれませんが、実は直接ではなく間接的に野菜を与える方法もあるんです。

ヒョウモントカゲモドキに直接野菜を与えることの影響と、間接的な野菜の与え方やコオロギ以外の餌についても解説していきます。

ヒョウモントカゲモドキの内臓に負担がかかる

体内に野菜を消化する酵素が存在しないと考えられるため、野菜を与えると内臓器官にトラブルを起こす可能性があります。

少量であれば内臓へのトラブルのリスクは低いですが、おすすめしません。

ヒョウモントカゲモドキは昆虫や動物を食べて生きるので、野菜を与える理由はそもそもないのです。

基本的に口に入る生き物であれば何でも食べますが、栄養価の高いコオロギをあげるのが最もおすすめです。

【例外】

病気の療養中に獣医師から野菜や果物を与えるように指示されることがあります。

栄養補助のために獣医師に指示されたときのみ野菜や果物を与え、普段は与えないようにしましょう。

間接的には野菜を摂取できる

ヒョウモントカゲモドキに直接野菜を与えることは避けるべきですが、間接的には野菜の摂取ができます。

餌として与えるコオロギに野菜を食べさせて、栄養価を高めてヒョウモントカゲモドキに与えます。

そうすることで、ヒョウモントカゲモドキに内臓に負担なく栄養満点な餌を与えられるというわけですね。

ただし、コオロギに野菜類を食べさせてから30分〜1時間の間に餌として与えましょう。

早めに食べさせてあげないと、大事な栄養が消化・排泄されてしまいます。

野菜を与えたコウロギを餌にして、より栄養豊富な餌をあげましょう♪

コオロギ以外に与えられる餌を紹介!

コオロギはヒョウモントカゲモドキの餌として多く使われていますが、難点もあります。

  1. ゲージの中に放つとヒョウモントカゲモドキをかじってしまう恐れがある
  2. 後ろ足が固く強いので、ヒョウモントカゲモドキの口の中を傷つける恐れがある

また、コオロギが苦手という人もいるかもしれません。

ヒョウモントカゲモドキの餌は、コオロギの他に何を与えたら良いか気になりますよね。

そんなあなたに参考にしていただきたいコオロギ以外の餌を紹介していきます。

①デビュア

デビュアは、驚く人もいるかもしれませんが、アルゼンチンモリゴキブリとも呼ばれるゴキブリの一種です。

デビュアの栄養価はコオロギと同じくらい高く、餌用昆虫として重宝されています。

メリット デメリット
  • 泣かない
  • 飛ばない
  • 臭くない
  • 雑食で何でも食べる
  • 過密飼育が可能
  • 成体になるまで時間がかかる(半年から1年)ため、ストックが必要
  • コオロギより値段が高い

②ミルワーム

ミルワームは、鳥類や熱帯金魚用の餌としても使われています。

脂肪分が多いミルワームは、メインの餌ではなくおやつ程度に与えましょう。

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メリット デメリット
  • 専用のゲージが必要ないので管理が楽
  • 3週間程で成虫になり殻が固くなる為それまでに与え切る必要がある

③ピンクマウス

小型のネズミを冷凍した餌で、大きさがS~XLサイズまであります。

ピンクマウスは栄養価が高すぎるので、メインの餌ではなくおやつ程度に与えましょう。

与える際は、ビニール袋に入れてお湯で解凍し、水気をふき取ってくださいね。

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メリット デメリット
  • 成長に合わせてサイズを選べる
  • 与えすぎると肥満になってしまう
④レオパゲル(人工餌)

ヒョウモントカゲモドキ専用に開発された人工餌です。

レオパゲルは、昆虫が嫌いな人にとってありがたい餌で、扱いもしやすいという魅力もあります。

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メリット デメリット
  • 昆虫を飼わなくてよい
  • 与える際に手間がかからない
  • 栄養が一定に摂れる
  • 生餌のほうが食いつきは良い
  • 個体によっては食べないこともある
  • 1度開封したら1カ月程で食べきらなければならない
どうしても食べない場合は生餌にするしかありません…

⑤【番外編】冷凍コオロギ

コオロギは、冷凍でも販売されています。

冷凍コオロギの魅力は、なんといっても管理が楽なことです。

メリット デメリット
  • 長期保存ができる(1~2か月ほど)
  • ヒョウモントカゲモドキをかじるなどの攻撃の心配がない
  • 冷凍されるまで何を食べていたか分からない
  • 食いつきが悪い場合慣れるまでは餌だと認識させる工夫が必要
栄養が心配なら、サプリメントをふりかけると良いですよ。

それぞれの餌の特徴を理解してヒョウモントカゲモドキに合わせて与えてくださいね。

カルシウムサプリメントと併用

ここでアドバイスですが、カルシウムサプリメントと併用することをおすすめします!

ヒョウモントカゲモドキは、カルシウム不足になるとくる病という病気にかかってしまいます。

くる病とは腰部や四肢が曲がって歩けなくなる病気です。

進行を止めることはできても、曲がってしまった箇所は元に戻りません。

予防することが大切なので、サプリメントでカルシウムを補ってあげましょう。

ヒョウモントカゲモドキの餌の時間は夜が一般的

ヒョウモントカゲモドキの餌の時間はいつが良いのでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキは夜行性のヤモリであることから、夕方から夜の時間に与えるのがおすすめです。

習性をふまえてご紹介していきます。

はっきりと時間を決めなくて良い

しっかりと餌の時間を決めなくても、だいたい暗くなってきてから、夜に個体が活動的になってきたら、などを目安にすると良いですよ。

自然界では捕食される側でもあるヒョウモントカゲモドキは、本来日中はじっと隠れて、夜間に活動を始めることが多いです。

トカゲのようですがヤモリの一種なんですね!

夕方から夜の時間帯に餌を与えることは本来の習性に適しているのです。

食べるようであれば昼間でも問題はない

ヒョウモントカゲモドキは日中全く活動しないというわけではありません。

餌を食べるようであれば、昼間の時間に与えても大丈夫です。

ヒョウモントカゲモドキは、人間の生活にある程度合わせることのできるヤモリなので、昼の時間帯に餌を与えるようにすれば慣れてきます。

飼い主の生活スタイルに順応できるところも、お世話しやすく可愛いですね!
注意点
  • 中には夜でなければ餌を食べない個体もいるので、その場合はしっかり食べる夜の時間帯に与えましょう。
  • 習慣化した方が良いので、昼の時間帯に与えたり夜の時間帯に与えたりしないようにしましょう。

ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度は成長による

ヒョウモントカゲモドキについて、餌の種類や与える時間帯については分かりましたが、餌の頻度はどれくらいが良いのかも気になりますよね。

ヒョウモントカゲモドキは、成長の度合いによって餌の頻度、さらに量も変わってきます。

ヒョウモントカゲモドキの成長過程は3つ

ヒョウモントカゲモドキの成長過程はベビー・ヤング・アダルトの3つに分けられ、成長過程で餌の頻度が異なります。

成長過程は3つに分けられていますが、実はいつからいつまでがベビーで、いつからヤングといったはっきりとした基準はありません。

目安として、ベビーの時期は4~6か月くらいまでです。

アダルトについては、1年を経過したヒョウモントカゲモドキを指すことが多いようです。

ベビー~ヤングまで

ベビーのうちは毎日餌やりが必要です。

ベビーのうちに毎日餌を食べることでしっかり成長し丈夫に育ちますが、餌を十分に与えないと体が弱くトラブルが起きやすくなってしまいます。

餌は食べるだけ与えましょう。
だいたい半年くらいで多くのヒョウモントカゲモドキは毎日餌を食べなくなります。

4~6か月を過ぎても毎日餌を欲しがれば、与えても大丈夫ですよ。

【注意点!】

生まれたてのベビーについては、少し控えめに餌を与えましょう。

生まれたてのヒョウモントカゲモドキはまだ消化機能が未熟で、餌を与えすぎると吐き戻してしまう恐れがあるためです。

加えて、吐き戻したことにより餌を嫌がり、拒絶に陥ってしまうケースもあります。

アダルト

ヤング~アダルトの成長過程になったら、2~3日に1回のペースで餌を与えます。

2~3日に1回餌を与えることはご存じの方も多いと思いますが、ある程度成体になってからこの間隔にしていきます。

個体によって差はあるので、太っているようであれば間隔を少し空けて餌を与えましょう。

【肥満によるリスク】

肥満になると、ヒョウモントカゲモドキの寿命を縮めてしまう可能性があります。

定期的に体重のチェックをして餌の間隔を空けてください。

また、しっぽに栄養を貯めるのでしっぽの太さを目安にしても良いでしょう。

ヤング~アダルトになってきたら餌の与えすぎはNGです!

餌以外に気をつけるポイント!

ヒョウモントカゲモドキの餌やりについて解説してきましたが、その他の知っておきたいポイントをお教えします。

基本的には単独で飼育するのが良い

可愛らしくお世話もしやすいヒョウモントカゲモドキを、複数飼いたいという人もいるかもしれません。

残念ながら、複数飼うには共食いのリスクが伴います…
お互いのしっぽに噛みついてしまうことがあるのですが、原因は以下が挙げられます。

  1. 大きさの異なる個体を同じケージに入れると、大きい方の個体が餌と思い反射的にかみついてしまう
  2. オス同士を同じケージで飼うと、縄張り争いにより激しく争い合う
  3. お互いの相性が合わず争ってしまう
ケージを別にしてあげると複数匹、飼えますよ!

適切な温度と湿度で飼育する

ヒョウモントカゲモドキは、適切な温度と湿度で飼育しなければトラブルを起こす恐れがあります。

適切な温度は25度~30度で、湿度は40%~60%くらいです。

パネルヒーターや湿度計を使ってヒョウモントカゲモドキにとって快適な環境にしましょう。

温度が適切でない状態のリスク

拒食に陥ってしまう恐れがあります。

2週間程度餌を食べなければ拒食と考えてよいでしょう。

湿度が適切でない状態のリスク

脱皮不全を引き起こす恐れがあります。

もし古い皮が残っているようであれば、温浴させてふやかし、綿棒などで取ってあげましょう。

脱皮不全をそのままにしておくと古い皮に締め付けられ、最悪の場合血流が悪くなり壊死してしまうこともあります。

ケージの中は清潔に保つ

一般的にヒョウモントカゲモドキのケージの掃除の頻度は1か月~2か月に1回、という人が多いようです。

ケージの中は糞や餌のくずなどで汚れてしまいますし、湿度の影響で雑菌が繁殖することも考えられます。

汚れていればペーパーでふき取ったり、1か月~2か月待たずに掃除をしたりすると良いでしょう。

ヒョウモントカゲモドキが住みやすい環境を整えてあげましょう♪

まとめ

  • ヒョウモントカゲモドキの内臓器官にトラブルが起こる可能性があるので、野菜を与えることは避けるべき
  • 餌のコオロギに野菜を食べさせて栄養価を高めてから与えることで、内臓に負担なく野菜を与えることができる
  • ヒョウモントカゲモドキの餌の時間は、夜行性であるため活動的になってくる夕方から夜がおすすめ
  • 人間の生活スタイルにある程度順応することができるので、食べるようであれば昼の時間帯でも構わない
  • ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度は、ベビーの間は丈夫な体に成長するため毎日与え、ヤングからアダルトは2~3日に1回が目安
  • ヒョウモントカゲモドキが快適に暮らすためには、適度な温度や湿度を保つことやケージを1~2か月に1回程度掃除することが必要

ヒョウモントカゲモドキの寿命は病気の有無など固体によって差はありますが、平均10年から15年といわれています。

調べていくうちに、愛嬌もありお世話がしやすいヒョウモントカゲモドキを飼ってみたくなりました。

正しい餌やりや飼い方を知って、健康で長生きさせてあげましょう♪

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