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シリコンスプレーを使ってはいけない場所がある!注意点と用途を解説!

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シリコンスプレーは潤滑剤として有名ですが、防水・撥水効果、金属の表面を汚れやサビから守る効果も期待できる優れものです!

シリコンスプレーの用途は幅広く、車やバイクのツヤ出しなどで使われることもあるようです。

シリコンスプレーはとても万能なアイテムです!

何にでも使用できて重宝するシリコンスプレーですが、実は使ってはいけない場所があることを覚えておかなければなりません

この記事では、シリコンスプレーを使ってはいけない場所や、使ってはいけない理由を解説していきます!

もちろん、シリコンスプレーの様々な用途や、使用する際の注意点についても、ご紹介していきますよ!

この記事を読んで、便利なシリコンスプレーを使いこなしちゃいましょう♪

シリコンスプレーを使ってはいけない場所を解説!

誤った場所にシリコンスプレーを使用すると、危険を伴ったり、素材が劣化したりする可能性があります。

使ってはいけない場所をしっかり確認しておきましょう!

使ってはいけない場所【車両の部品】

まずは、自動車・バイク・自転車などの車両における、使ってはいけない場所についてみていきます!

ブレーキディスク タイヤ
電子機器 窓ガラス
ペダル 自転車などのチェーン
(グリース類の塗布箇所)

なぜ使ってはいけないのか、理由を説明します。

使ってはいけない理由【車両】
  • ブレーキディスク
    摩擦が機能せずブレーキが効かなくなる
  • タイヤ
    タイヤが滑り止まりづらくなる
  • 電子機器
    電気接点に付くと電流が流れなくなる
  • 窓ガラス
    塗りムラができる
  • チェーン
    チェーンに塗布されているオイルを溶かす
  • ペダル
    足が滑って危険。車の場合は操作ミスにつながる

自動車・バイク・自転車などの車両に使う場合は、特に【ブレーキディスク・タイヤ・ペダル・電子機器】には絶対使わないでください!

操作ミスを招き、事故につながってしまいます。

タイヤのツヤ出しでシリコンスプレーをおすすめしているサイトもありますが、道路の接地面にシリコンスプレーがつくと危険です。

個人的には、タイヤへのシリコンスプレーの使用はおすすめしません。

使ってはいけない場所【床】

あえて床にシリコンスプレーを吹きかける方はいないと思いますが、別の用途で吹きかけたスプレーが床に飛び散るなんてことも。

フローリングや畳などにシリコンスプレーを吹きかけると、めちゃくちゃ滑るようになるためとっても危険です!!

スケートみたいにスルンって滑ります。
使ってはいけない理由【床】
  • 床が滑りやすくなりとても危険

シリコンスプレーを吹きかける時は、新聞紙を敷くなどの対策を徹底し、絶対に床に付着しないように注意してください!!

使ってはいけない場所【敷居】

障子やふすまの滑りを良くするために、敷居に直接シリコンスプレーを吹きかけるのはNGです!

使ってはいけない理由【敷居】
  • シリコンスプレーをかけた敷居の上を歩くと、足の裏にシリコン被膜がくっつき、足が滑りやすくなる

靴下やスリッパにシリコン被膜がくっついた状態で歩くと、どこを歩いてもツルツル滑ってしまいます。

床と同じ理由で敷居も危険ですね。

障子やふすまの滑りを良くしたい場合は、シリコンスプレーをペーパーや布などに含ませて、障子やふすまの底面に塗りましょう。

使ってはいけない場所【鍵穴】

ドアの鍵の動きが悪くなったとき、滑りを良くするために、鍵穴にシリコンスプレーを使用するのはNGです!

使ってはいけない理由【鍵穴】
  • 油の膜に埃や汚れが付着して固まる
  • 鍵に油が付着しキーケースやポケットが油で汚れる

シリコンスプレーの成分は「シリコンオイル」という油です。

鍵穴の内部に油の膜ができると、時間とともに埃や汚れが付着し、最悪鍵穴が機能しなくなり、修理や交換が必要になります。

特に、外に面した鍵穴は、砂埃や雨風の影響を受けやすいため注意しましょう。

使ってはいけない場所【皮や布製品】

革や布製品に絶対使えないわけではありませんが、防水を目的として、シリコンスプレーを革製品に使用するのはおすすめしません。

おすすめしない理由【皮&布】
  • 革が長持ちしなくなる
  • 布にかけるとシミになる可能性がある

シリコンスプレーは革の表面に皮膜を作るため、革が呼吸できなくなり、革割れの原因となって革が長持ちしません。

また、革製品を長く使用するには、クリームなどでのお手入れが欠かせません。

シリコンスプレーを塗布すると、革にクリームを入れて栄養補給をしようとしても、シリコンの膜が邪魔をしてうまく浸透しません。

革製品の防水に適しているものは、フッ素系のスプレーです。

布製品についても、シミになってしまう可能性があるため、シリコンスプレーの塗布はおすすめしません。

中には革製品に特化したシリコンスプレーもあるため例外はありますが、一般的に革製品には使用しない方が良いようです。

シリコンスプレーを除去する方法&失敗しない使い方

前の章でお伝えしたように、使ってはいけない場所にシリコンスプレーが誤ってかかってしまった場合は、とても危険です。

この章では、シリコンスプレーを除去する方法や、失敗しない使い方をお伝えします。

あらかじめしっかり対策をしておくことで、誤った場所にシリコンスプレーがかかるのを防ぎましょう!

シリコンスプレーの除去方法5選

まずは、シリコンスプレーを除去する方法を5つご紹介します。

シリコンスプレー除去方法
  • 家庭用食器洗剤を使用する
  • クレンザーを使用する
  • ブレーキクリーナーを使用する
  • 脱脂剤を使用する
  • プロの清掃業者に依頼する
どの除去方法でも、パッケージに書かれている使用上の注意を必ず確認してください。

簡単に解説しますね。

家庭用食器洗剤

シリコンスプレーの成分は油なので、油落とし効果の高い食器洗剤は、シリコンスプレーの除去も期待できそうです!

何より、どこのご家庭にも必ずある物で、安心して使えるのがいいですね。

クレンザー

クレンザーも家庭で気軽に使える洗浄剤ですね。

クレンザーは家庭用食器洗剤よりも洗浄力は高いため、よりシリコンスプレーの除去効果が期待できますね。

しかし、クレンザーには研磨剤が含まれているため、傷がつきやすい部分での使用は避けましょう。

ブレーキクリーナー

広範囲のシリコンスプレーを除去する場合は、ブレーキクリーナーを試す方法もあります。

ブレーキクリーナーは、ブレーキに付いた油汚れを落とすためのカー用品です。

ブレーキに付くガンコな汚れを落とせる強力なブレーキクリーナーは、シリコンスプレーも除去できるに違いありません!

しかし、そもそも家庭用の製品ではなく、屋外での使用を想定された強力なクリーナーなので、ご家庭での使用は避けた方が無難です。

※フローリングで使用する際は、ワックスが剥がれる可能性があるので注意してください。

脱脂剤(シリコンオフ)

脱脂剤とは、車の塗装を行う前やステッカーを張る前などに、ボディ表面の油分を除去するためのアイテムです。

シリコンオフというからには、その名の通りシリコンスプレーの除去効果は間違いなさそうです!

ただ、こちらもブレーキクリーナーと同様、家庭用の製品ではないため、ご家庭での使用はできるだけ避けた方が良いと思います。

※フローリングで使用する際は、ワックスが剥がれる可能性があるので注意してください。

プロの清掃業者に依頼

お金はかかってしまいますが、安心・安全・確実なのは、プロの清掃業者に依頼することです。

素材を傷めることなく、しっかりシリコンスプレーを除去してもらえるかと思います。

失敗しない!シリコンスプレーの使い方

ご紹介したように、シリコンスプレーの除去はなかなか手間がかかるため、使用する前の対策が肝心です。

シリコンスプレーを使用する際の注意点を含め、シリコンスプレーの使い方についてご説明します。

シリコンスプレー注意点
  • 換気を徹底する
  • 吸引しない
  • 火気に近づけない
  • 新聞紙やビニールシートを敷いて作業する
  • 細かい部分はペーパーなどに浸みこませて使用する

シリコンスプレーを直接吸い込まないようにマスクをかならず装着し、換気を徹底しましょう。

また、シリコンスプレーが誤って床などにかかってしまうと、とても滑りやすくなり大変危険です。

床にシリコンスプレーがかからないように、必ず、新聞紙やビニールシートを敷いて養生テープなどで固定し、作業してください。

シリコンスプレーは燃えやすく、火気の近くでの使用は厳禁です。

屋内で使用する際や細かい部分などは、直接スプレーを吹きかけるのではなく、ペーパーや布に浸みこませて使用するのが安心です。

シリコンスプレーを失敗せずに安心して使用するために、しっかり準備しましょう!
揃えておくべき道具
  • マスク
  • 新聞紙 or ビニールシート
  • 養生テープ
  • ペーパー or 布

シリコンスプレーとは?便利な用途をご紹介!

シリコンスプレーとは、シリコンオイルから作られたスプレーで、素材の表面にシリコン被膜を作ります。

シリコンスプレーのイメージは、滑りを良くしたり、車のツヤを出したりする物だと、認識している方が多いかと思います。

最後にあらためて、シリコンスプレーの種類や便利な用途について、解説していきます!

この章を読めば、シリコンスプレーを使いこなせること間違いなしです!

シリコンスプレーには2種類ある!

シリコンスプレーとは具体的にどのような物か、詳しく説明します。

シリコンスプレーは大きく分けて2種類あります。用途に合わせて使い分けましょう!

石油系溶剤タイプ

石油系溶剤タイプのシリコンスプレーは、潤滑性に優れ、サビの部分でも滑りを良くするため、機械部品や金属製品に向いています。

石油系溶剤タイプは使用できる材質が限られていますが、浸透力が高く細かな隙間にも浸透します。

バイクや自転車のお手入れによく使用されるのは、石油系溶剤タイプです。

しかし、自転車などでグリースや特殊なオイルが塗布されている箇所に、シリコンスプレーを使用すると逆効果です。

シリコンスプレーがオイルを溶かしてしまうため、グリース類が使われていない金属部品にのみ使用してください。

また、ゴムやプラスチックには使用できません。

向いている物 使用できない物
機械部品・金属製品 ゴム・プラスチック
グリース類塗布物

無溶剤タイプ

無溶剤タイプのシリコンスプレーは、素材を傷める心配がなく、紙や木材など様々な素材に使用できる万能スプレーです。

石油系溶剤タイプでは使用できないゴムやプラスチックにも、無溶剤タイプであれば使用可能です。

一家に1本常備しておくなら、無溶剤タイプのシリコンスプレーを選びましょう。

滑りを良くしたい箇所に吹きかけたり、家具などのツヤ出しに使用したりなど、用途は幅広いです。

向いている物 使用できない物
紙・木材・金属
ゴム・プラスチック

万能!シリコンスプレーの効果と用途を紹介!

シリコンスプレーを使用することで、以下のような効果が期待できます!

シリコンスプレーの効果
  • 滑りを良くする
  • ツヤ出し
  • 防水・撥水
  • 錆を防ぐ
  • シールを剝がしやすくする
  • 離型

用途に応じて専用製品をそれぞれ買うよりも、シリコンスプレー1本で色々な用途に使える為、かなり経済的です!

具体的な使用イメージについて、ご紹介していきますね!
滑りをよくする
ツヤ出し
防水・撥水 錆や汚れを防ぐ
シール類の接着防止 レジンなどの離型

シリコンスプレー1本で、様々な使い方ができますね!

他にも、ウィッグに使ったり、除雪用スコップに使ったりと、使用アイデアは豊富です。

シリコンスプレーで有名なのは、なんといってもこちら!
KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレーです。

無溶剤タイプのシリコンスプレーならほぼ素材を選ばないので、ご家庭に1本あると重宝しますよ。

シリコンスプレーとは、大変便利なアイテムだということが分かって頂けたかと思います!

生活のちょっと気になる不具合をメンテナンスして、生活環境をより快適にしちゃいましょう♪

まとめ

  • 車両でシリコンスプレーを使うと危険な場所は【ブレーキディスク・電子機器・タイヤ・ペダル】
  • 家庭でシリコンスプレーを使うと危険な場所は【床・敷居】
  • その他シリコンスプレーを使ってはいけない場所は【鍵穴・革&布製品】
  • シリコンスプレーを除去するのにおすすめは【食器洗剤・クレンザー】
  • シリコンスプレーを除去するのに一番確実なのは【清掃業者に依頼】
  • シリコンスプレーを使用する際に注意することは【換気・吸引・火気・床への付着】
  • シリコンスプレーは石油系溶剤タイプと無溶剤タイプがある
  • 無溶剤タイプのシリコンスプレーはほぼ素材を選ばず万能
  • シリコンスプレーの効果は【潤滑・ツヤ出し・防水・防錆・シール剥がし・離型】

いかがでしたか?

シリコンスプレーを使ってはいけない場所や、便利な用途など、内容盛りだくさんでお伝えしてきました!

シリコンスプレーは、なんとなく気になっていた日常の些細な不具合を、サッと解消できる万能アイテムです。

シリコンスプレーを使いこなせるようになると、生活が快適になり、あまりの便利さに使うのが楽しくなってきます♪

この記事が、あなたのお悩みを解決する参考になれば嬉しいです!

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