近年は、地震や台風、豪雨などの自然災害が多くなってきています。いつ自分が災害で被害を受けるかわかりません。
子供を守るためにも災害への準備は、しっかりしておきたいものです。
避難時の子供用防災グッズを用意しておけば、少しは安心ですよね。
なんと子供の防災グッズは、100均である程度用意することが可能です。
![](https://www.kanagawa-triathlon.jp/wp-content/uploads/2021/02/14459575-245x300.png)
調査の結果、100均の防災グッズは、赤ちゃんや子供がいる家庭に合った品揃えでした♪
100均で防災グッズを揃えるようにすると、子供と一緒に選べますので、防災に関心を持ってもらうきっかけにもなります。
- 子供の非常食はどんなものがいい?保存の仕方は?
- 身近なもので手作りできる!防災グッズの作り方
こちらも紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
目次
防災グッズの子供用は100均でどのくらい揃う?
防災グッズは、「持ち出し品(防災リュック)」と「家でのストック(備蓄品)」を用意することをおすすめします。
特に小さい子供や赤ちゃんがいる家庭は、避難所で何日も過ごすことが大変です。
泣き声などが気になってしまいますし、静かにさせることも難しいですよね。
現実的に考えると、避難所では2日くらい過ごして、自宅に帰られるのであれば帰宅する方がいいです。
実際に避難する際、赤ちゃんや子供を抱っこして逃げることになります。
その上、防災グッズを持つので、あまり防災グッズが多くなってしまうと避難するとき大変になってしまいます。
防災リュックには、1日〜2日過ごせる程度のものを入れるようにしましょう。
100均にあった商品使って、子供用の防災リュックを作ってみました!
ダイソーとセリアで探してみました。
100均で揃えられる物 | |
身につける物 | レインコート、軍手、反射タスキ、反射バンド、ホイッスル付きライト |
暖をとるもの | アルミ温熱シート、緊急簡易ブランケット、カイロ |
衛生用品 | ウェットティッシュ、おしり拭き、からだ拭き、携帯用ミニトイレ、歯ブラシ、はみがき用綿棒、タオル、三角巾、ひんやりシート、絆創膏、ガーゼ、洗い流せるティッシュ |
ライト | LDEハンドライト、COBヘッドライト |
飲食時に使うもの | 使い捨てスプーンフォーク、割り箸、紙皿、ストロー、食用包装ラップ、折りたたみコップ、フリーザーバッグ |
その他おもちゃなど | 油性マジック、メモ帳、絵本、おもちゃ、名札ホルダー |
100均では揃わないもの | |
---|---|
ヘルメット、オムツ、携帯哺乳瓶 離乳食パウチ 水(防災用長期保存の水はない) |
では詳しく100均の商品を、紹介していきましょう!
避難時に身につける物
・レインコート(ダイソー)
地震や豪雨などの時、レインコートを着て逃げるといいです。
・軍手(ダイソー)
逃げる時、どんな状況になっているかわかりません。軍手をする方が安全です。
・反射タスキ(セリア)
避難時夜間だったり、停電していたりするかもしれません。
反射タスキをしていると見つけてもらいやすくなります。
車から見えるので、車と接触することも回避できます。
子供には、安全のためにつけてあげましょう!
・反射バンド(セリア)
こちらも暗いところでも見つけてもらえるように、身につけておくといいでしょう。
腕につけるか防災リュックにつけてもいいと思います。
私はリュックにつけてみました。
・ホイッスル付きライト(セリア)
防災リュックにつけました。ライト付きでリュックにつけておくとすぐ使えるので便利です。
ホイッスルは、閉じ込められた時に使って居場所を知らせることができます。
使用電池:LR41×4個
※付属の電池はテスト用です。通常の電池より早く消耗する場合があります。
暖をとる必須アイテム
・アルミ温熱シート(ダイソー)
・緊急簡易ブランケット(セリア)
防災グッズには欠かせないアイテムが、100均にもありました。
災害はいつどんな季節で起こるかわかりません。
夏でも夜中は寒くなることがあります。
緊急簡易ブランケットは、外気の温度変化に対応していて暑さ対策にも使えます。
・カイロ(ダイソー)
貼らないカイロと貼るカイロがありました。
![](https://www.kanagawa-triathlon.jp/wp-content/uploads/2021/04/happy_woman3.png)
役立つ衛生用品
・ウェットティッシュ(ダイソー)
子供がいる方は、いつも持ち歩いているカバンに入っているのではないでしょうか。
色々なことに使えるので、1つ持っていると便利ですよね。
子供は肌が敏感なので、ノンアルコールの優しい物を選びました。
子供が手を拭いたり、汚れた場合など頻繁に使います。
・おしり拭き(ダイソー)
赤ちゃんや小さい子供がいる方は必須ですね。
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・大人用からだ拭き(ダイソー)
災害時は、停電・断水することが考えられます。
お風呂に何日も入れないことを考え選びました。
体が痒くなるとストレスになりますし、それが子供だと余計かわいそうですよね。
100均にはありませんでしたが、水で洗い流さないシャンプーも防災グッズに入れると役立ちます。
・携帯用ミニトイレ(1回分)(ダイソー)
災害で困るのがトイレですよね。100均にもありました。
トイレは、1日何度もいくので複数個持っているといいですね。2日分ですと10個くらいは持っていたいです。
100均以外の防災グッズで、簡易トイレが複数枚入ったものなどが売っています。
沢山必要なので、複数枚入りを購入する方がいいかもしれません。
・歯ブラシ・はみがき用綿棒(ダイソー)
虫歯や歯周病を防ぐために必須です。災害時は、水分補給を十分にできないことなどで、口の中の環境が悪くなります。
口腔環境の悪化と免疫力の低下で、肺炎や感染症にかかりやすくなります。
ですので水がなくても口腔ケアができる、はみがき用綿棒は必須です。他にも歯磨きシートもありましたよ!
![](https://www.kanagawa-triathlon.jp/wp-content/uploads/2021/04/woman03_smile.png)
100均にはありませんが、子供用の歯磨きシートが売っています。
いちごの味がついていて、子供におすすめです。
・圧縮タオルL 6P(セリア)
タオルは、色々なことに使えます。怪我をした時に巻く、敷いて座る、目隠しに吊るすなど。
タオルが圧縮してあり、6枚も入っています。タオルを何枚も持つとかさばるので、この商品はおすすめです!
MサイズとLサイズがありました。
両方のサイズを持っているといいかもしれません。
・三角巾(ダイソー)
怪我をした時の止血に使えます。骨折した場合には固定することもできる優れものです!
大きなバンダナや手ぬぐいで代用可能です。
・ひんやりシートこども用(ダイソー)
暑い時、熱がでた時に必要な商品です。子供はすぐ熱を出すので、防災グッズに入れておくと安心ですね。
・絆創膏(ダイソー・セリア)
・ガーゼ(ダイソー・セリア)
・洗い流せるティッシュ(ダイソー)
ライトで暗闇も安心
・LEDハンドルライト(ダイソー)
沢山の種類がありました。どれもコンパクトです。
違いは連続使用目安時間と、使用する電池の種類と数でした。
手動式ライトもありました。
・COBヘッドライト(セリア)
両手が使えるヘッドライトは、手元や足元が照らされるので安心できます。
子供につけてみましたが、バンドの部分がゴムになっていて、簡単に長さ調節できました!
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ライト部分は角度を変えられるようになっていました。
飲食時にあったら便利な物
・使い捨てスプーンフォーク、割り箸、紙皿(ダイソー・セリア)、ストロー
食事をするときに必要です。水が使えない時は、食器を洗うことができないので、使い捨てや紙皿が便利です。
小さい子供は、ストローがあると飲みやすいので、防災グッズに入れておくといいですよ!
・食用包装ラップ(ダイソー・セリア)
紙皿などに食用包装ラップをひくと、何度も紙皿を使うことができるので、防災グッズに入れておきましょう。
実際、避難生活された方からの声であってよかったという声が多かった物です!
・折りたたみコップ(ダイソー)
折りたためると、コンパクトでかさばらないところがいいです。
・フリーザーバッグ(ダイソー)
食べ物や汚れた物を入れるなど、色々なことに使えます。
フリーザーバッグに持ち物を入れて、雨で濡れないようにする時などにも役立ちます。
子供に必要なおもちゃなど
・ノック式油性マーカー・メモ帳(ダイソー)
油性マジックとメモ帳は避難所生活の中で、持ち物に名前を書くメモをとることに役立ちます。
キャップが別のものだと紛失しそうなので、ノック式のものを。
・おりがみ・笛のおもちゃと絵本(ダイソー)
少しでも楽しめるように、子供が遊べるようなものを購入しました。
笛のおもちゃは、親とはぐれた場合に使えるので子供に持たせました。
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・名札ホルダー(セリア)
避難時に子供とはぐれたら、名札をつけて身元がわかるようにしてあげるためです。
他に連絡カードを入れておくといいです。
親の連絡先を書いておけば、誰かが連絡してくれるかもしれません。
100均でこれだけの商品を揃えることができました!
水や食料も100均には売っていますが、防災グッズですので保存期間が長い物を入れておくほうがいいと思います。
防災グッズは1年に2回見直しが必要です。
子供の成長で備えるものが変わります。衣替えするタイミングでの見直しがおすすめ!
防災グッズを作ってみようかなと考えている方は、今からでも遅くありません。
100均で防災グッズを集めてみましょう!
防災グッズに入る子供の非常食は食べ慣れたものを!
防災リュックと備蓄品を準備することをおすすめしましたが、子供がいる家庭では備蓄するものが変わってきます。
非常食は、子供が食べ慣れているものにしておくといいです。
災害が起きて、非常食をいざ食べる時に食べ慣れていない味を受け入れてくれるか分かりません。
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という声がありました。
子供が食べられる物かどうか、防災グッズの非常食を見直してみましょう。
食べて味を確認できる「ローリングストック法」は、子供がいる家庭におすすめです。
ローリングストック法で食べ慣れておこう!
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- 普段の買い物で保存が効きそうな物を多めに買って備蓄する。
- 定期的に食べる。
- 食べた分を買い足し備蓄する。
ローリングストック法の流れは、非常食を備蓄して、食べてまた買い足して保持し続けるという繰り返しです。
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ローリングストック法のメリット
- 定期的に食べることで味を確認できる
- 非常時に買い急ぐことがなくなる
- 賞味期限を切らさない
- 災害時の時も普段に近い生活を送ることができる
ローリングストック法のデメリット
- 備蓄場所の確保が必要
- 調理器具が必要なものがある
定期的に備蓄している非常食を食べていることで、災害時でも普段に近い生活を送ることができるため、子供にストレスがかかりません。
ローリングストック法は、古いものから定期的に食べていきます。
例えば、レトルトカレーやインスタント麺、缶詰などです。
月に1、2度食べる日を作り、家族で食べていきましょう。
赤ちゃんや小さい子供であれば、離乳食のパウチや子供用レトルトカレーなどをストックするといいですね。
ローリングストックのポイント
- 古いものから必ず使うようにしましょう
備蓄を配置する仕方は新しいものは右、古いものは左にするなど賞味期限がわかるようにし、循環させることが大切です。 - 使ったものは必ず補充をしましょう
買い足しを怠ったタイミングで、災害が来る可能性がありますので気をつけましょう。
災害時は、ガス・電気・水が止まることが想定されます。
温かいものを食べたくなった時に、あったらいいのが「ガスコンロ」です!
備蓄品と一緒にガスコンロとガスボンベも用意しておきましょう。
ローリングストック法は、非常食だけではなく生活用品にも活用できます。
液体ミルク、オムツやおしりふき、トイレットペーパーなども多めに買って備蓄しておくこともおすすめします。
普段の買い物にプラスして、保存が効きそうな物を多めに買って、ローリングストックをしてみて下さいね!
子供が食べやすい非常食は?アレルギーは大丈夫?
ローリングストック法で、定期的に非常食を食べていると、子供が食べるものと食べないものがわかってきます。
では、防災グッズの非常食にはどんなものがあるのでしょうか。
・21種類アレルギー対応非常食セット(特定原材料27品目不使用)長期保存
Amazonでは、アレルギーの子供にも対応した非常食を売っています。こちらのようなものを用意しておくと安心です。
・カゴメ 野菜一日これ一本 長期保存用 190g×30本
災害時に支援物資などが届きますが、炭水化物中心のようです。
避難生活をしていた方で、野菜不足が気になったという声が多くありました。
長期保存できる野菜ジュースがありました。
賞味期限が5.5年です。
野菜ジュースでしたら、子供に飲ませられるので、備えておくといいのではないでしょうか。
・江崎グリコ ビスコ保存缶30枚×5個
賞味期限は5年6ヶ月です。
ビスコでしたら、誰でも1度は食べたことがあるのではないでしょうか。
食べ慣れているお菓子を備蓄しておけば、安心です。
お菓子は多めにストックしておきましょう!
近年、防災意識の高まりで色々な防災グッズや備蓄用保存食が出ています。
子供の年齢やアレルギー有無で備えるものを考えましょう。
大人は非常食でも我慢して食べられますが、子供は普段食べ慣れていないものは、我慢して食べることは難しいです。
ローリングストック法で、定期的に防災意識の再確認も兼ねて、家族で非常食を食べてみることをおすすめします!
防災グッズの子供用を手作り!知っていると役立つ♪
防災グッズを用意しておけば安心しますが、災害は突然起こることがあります。
出先で防災グッズがない時、用意していたが足りなくなったなど、何が起こるかわかりません。
そんな時に、身近にあるものを使って簡単に手作りできるものがあります!
きっと何かに役立ちますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
オムツがなくなったらレジ袋で代用!
![](https://www.kanagawa-triathlon.jp/wp-content/uploads/2021/02/9155466.png)
もしも子供用オムツが足りなくなってしまったら、レジ袋とタオルで手作りできます。
用意するもの
- レジ袋
- タオル
- ハサミ
作り方
1.大きめのレジ袋を両サイドに切り開きます。
2.1に清潔なタオルを置きます。上部の方に赤ちゃんを仰向けにして乗せます。
上部にあるレジ袋の持ち手部分をお腹の前で結びます。
3.下部分を赤ちゃんのおしりを包み込むようにし、上に持ってきてお腹の前で、結んだ輪の中を通します。
4.輪の中から通した部分を手前にくるくる折り返し、最後は輪の中に入れ込めば出来上がりです!
- レジ袋の大きさは赤ちゃんの大きさで調整できる
- ハサミがなくても手でちぎることができる
- キッチンペーパーをくしゃくしゃにし、厚めに敷いてもいい
オムツは1日に何枚も使うので、消費します。
子供の衛生面を考えると、なるべく定期的に交換してあげたいですよね。
レジ袋とタオルで簡単にできるので、一度試しに作ってみてはいかがですか?!
簡単!新聞紙がスリッパに変身!
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床に色々なものが落ちている場合、素足ですと危険です。
新聞紙でスリッパを簡単に作ることができますよ!
用意するもの
- 新聞紙2枚
- 新聞紙1枚を半分に折ります。(輪になる部分が手前になるように)
- 真ん中の線に合わせ、右から左に2回折ります。
- 折り曲げた方を上にして、裏返します。
真ん中の線に合わせ、右から左に1回折ります。 - 左側も同様に折ります。左側は2回折って、最後は右側の間に入れ込みます。
- 1番上の角を内側に入れ込みます。
- 裏返して、各角を内側に折れば出来上がりです!
- 新聞紙を2枚重ねて厚めに作ることもできる
- 大きさは折り方で調整できるので、子供から大人まで使える
避難所に子供用のスリッパが無い場合もあります。
新聞紙で作るスリッパは、重ねて厚さを調節できたり、折り方で大きさが変えられたりして便利ですよ♪
子供と一緒に作ってみてもいいですね!
ペットボトルがひと工夫でランタンの代用に!
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ペットボトルがランタンのように明るくしてくれます!
ひと工夫するだけで明るくなるので、覚えておくといいと思います。
用意するもの
- ペットボトル
- 懐中電灯
- コップ
- 懐中電灯がなければ、スマホのライトをオンにしてペットボトルをその上に乗せてもできます。
実際に子供とやってみましたが、綺麗!と喜んでいました。
子供が楽しみながら、防災知識を学べますよ!
防災グッズを用意しておけば安心ですが、避難所に長くいることになったり、突然の災害で出先にいたりすることなどがあるかもしれません。
防災グッズを簡単に手作りできることを覚えておくと、きっと役立ちます。
是非覚えておいてくださいね!
まとめ
- 100均で大まかな防災グッズを揃えることができる
- 防災リュックと備蓄品で災害時に備える
- 子供の年齢に合わせて防災グッズに必要な物を選ぶ
- ローリング法で非常食の味に慣れると子供にストレスがかからない
- ローリングストック法は非常食や生活用品に活用できる
- アレルギー対応の非常食がある
- 身近なもので防災グッズを手作りできる
子供用防災グッズを100均で揃えてみて、こんなに防災グッズがあるのかと驚きました。
防災グッズを100均で1つ1つ確認しながら揃えると、防災意識も高めることができます。
防災グッズの準備をしてみてはいかがですか?