ボタン電池のサイズがわからない!?名前の意味とその違いを解説!!

ボタン電池は私たちの生活の中で、時計やおもちゃに多く使われています。

いざ交換する時に、どの電池を買えばよいのかわからないことありませんか?

サイズは一緒にみえるけど名前が違う…
どれを買えばいいの?違いがわからない
サイズが一緒だったら他の電池は使えるのかな?

なんて、迷っているそこのあなた!

実はボタン電池の名前にはちゃんと意味があるんです。

理解すればパッとみただけでボタン電池のサイズや種類がわかっちゃうんです!

さらに、サイズが一緒であれば使える電池もあります!

この記事ではボタン電池のサイズの見方と種類、互換性についても解説していきます!

これで”ボタン電池のサイズわからない問題”とサヨナラしましょう!


ボタン電池のサイズがわからないなんて言わせない

ボタン電池ってたくさん種類がありますよね?

買う時にいっぱいありすぎて、どれを買えばいいかわからない!なんて経験ありませんか?

ですがボタン電池の名前はちゃんと意味があって、パッと見た時に分かるようになっているんです!

サイズを理解したら、買い間違いもなくなりますよ。

ボタン電池のサイズの見方

ボタン電池の表記の見方についてお教えします。

ボタン電池の名前は「種類+寸法」の順で表記されています。

例として「SR44」のボタン電池で解説します。

  • SR→酸化銀電池
  • 44→直径11.6mm、高さ5.4mm

前のアルファベットには素材が表記されています。

アルファベット 素材
SR 酸化銀電池
LR アルカリ電池
PR 空気亜鉛電池
CR リチウム電池

後ろの数字に関しては円盤型が決まっています。

記号 直径(mm) 高さ(mm)
41 7.9 3.6
43 11.6 4.2
44 11.6 5.4

ちなみに「CR2032」のような後ろの数字が4ケタの場合

  • CR→リチウム電池
  • 20→直径(20mm)
  • 32→高さ(3.2mm)

直径と高さが4ケタで表記されているので、パッと見ただけでサイズがわかるようになっています。

ちなみに、時計用ボタン電池に関しては、名前の後ろにさらにアルファベットが表記されています。

これは電解液の違いを表すアルファベットです。

アルファベット 電解液
W 水酸化カリウム水溶液
SW 水酸化ナトリウム水溶液

素材によるボタン電池の性能については後ほど解説しますので、読んでみてくださいね♪

サイズがわからないときは

電池を交換する際には、まず事前に入っていたボタン電池のサイズを確認することが必要です。

電池のサイズを確認する前に捨ててしまった…!
電池が入ってなくてサイズがわからない!

そんな場合も焦らなくて大丈夫。

わからない時は迷わず家電量販店や時計屋さんに行って、どのボタン電池が合うのか教えてもらいましょう。

自分で測ったり調べたりするよりも確実で、買い間違いもありませんよ。


ボタン電池は同じサイズなら素材違いでも使える?

ここまでボタン電池の名前について述べてきましたが、素材が違ってもサイズが同じ物があります。

ボタン電池はサイズが一緒だったらどれでも使えるわけではありません。

ボタン電池はサイズが一緒でも素材の違いがあり、その性能も違ってきます。

ここではボタン電池の素材とその性能の違いについて解説していきます。

ボタン電池の種類と性能

ボタン電池は、コイン電池とも呼ばれることがあります。

この2つの違いは厚さで区別していることもありますが、明確な違いは素材によるものです。

ボタン電池には「酸化銀電池」「アルカリ電池」「空気亜鉛電池」の3つの素材があります。

また、コイン電池は「リチウム」素材の電池です。

サイズが一緒でも用途や電圧の違いがあるので買う時には注意が必要です。

ボタン電池の素材による表記は図のとおりです。

型番 種類
SR 酸化銀電池
LR アルカリ電池
PR 空気亜鉛電池
CR リチウム電池

酸化銀電池(SR)

腕時計や携帯ゲーム機、小型計測器などに使われています。

非常に安定した電圧で、寿命直前まで一定した電圧が流れます。

そのため、主に精密機器などに使われています。

アルカリ電池(LR)

電卓やおもちゃ、カメラなど多くの電子機器で使われています。

100円ショップなどでも売られているほど、安価で一般的な電池です。

電圧は一定ではなく、使い続けていくうちにどんどん弱くなっていくのが特徴です。

空気亜鉛電池(PR)

補聴器などに使われている電池です。

電極に穴があいており、その穴から空気が入ることによって発電することができます。

高価なため、一般的には使われていません。

リチウム電池(CR)

リモコンやスマートフォンなどにも使われる、充電ができて長期間の使用が可能な電池です。

電圧が高く、電池容量も多いため長時間の使用が見込まれる電子機器に使われています。

ボタン電池のサイズが同じだと使えることもある

ここまでボタン電池のサイズや種類を解説していきました。

では、サイズが同じであれば他の種類のボタン電池も使えるのでしょうか?

結論から言えば、サイズが同じであれば素材違いでも使えるものがあります!

基本的には同じものを使うのがベストですが、同じものがない、使えるなら安いものを使いたい!

という方は、読んでみて参考にしてください。

互換性のあるボタン電池

ボタン電池はその電子機器に適したボタン電池が使用されています。

そのため、基本的には指定のボタン電池を使うことがベストです。

ただ、サイズが同じであれば使えるボタン電池もあります。

酸化銀電池(SR)とアルカリ電池(LR)の2種類です。

どのように使えるのか説明します。

アルカリ電池(LR)が使われている電子機器

酸化銀電池(SR)を使用することが可能です。

ただし、アルカリ電池の方が安く売られているのであまりお得ではありません。

酸化銀電池(SR)が使われている電子機器

アルカリ電池(LR)を使用することは可能です。

しかし、酸化銀電池(SR)を使用している電子機器は安定した電圧を必要としていることが多いです。

安いからとアルカリ電池を使用した場合、その電子機器に不具合が生じる可能性があります。

電子機器に不具合が生じても構わないから安い電池を使いたい!というのであればオススメはしませんが互換性はあります。

もし電池を交換する際は気をつけて購入して下さいね。

時計用ボタン電池の違い

ここで注意していただきたいのが時計用ボタン電池の違いについてです。

時計用ボタン電池には「W」と「SW」の表記があります。

Wは「水酸化カリウム水溶液」でSWは「水酸化ナトリウム水溶液」です。

こちらも互換性があって、サイズが同じであれば使えるものもあります。

W→デジタル時計などの多機能時計に適しているボタン電池

SW→アナログ時計の比較的負荷が小さい時計に適しているボタン電池

こちらも互換性はあるものの、2つ注意点があります。

  1. SWを使用していた電子機器はWタイプの使用が可能だが寿命が短くなる恐れがある。
  2. Wを使用してた電子機器にはSWタイプを使用すると電力の供給不足により正常に作動しない可能性がある。

指定以外のボタン電池を使用すると不具合が生じる可能性が十分あります。

基本的には指定のボタン電池を使うことをオススメします。

ボタン電池のサイズ一覧とマメ知識

ボタン電池のサイズは前述した以外にも、生産国によって名前が違います。

もし海外の電池を使う場合は、その電池が使えるのかどうかわかりませんよね。

ボタン電池・コイン電池のサイズ一覧をみて互換性があるかどうか調べましょう。

最後にボタン電池の扱い方についてマメ知識を2つ書いていますので参考にどうぞ♪

サイズ一覧

ボタン電池はもちろん日本国内メーカーの他にもアメリカやヨーロッパ、アジアの他国のメーカーもあります。

それぞれサイズが一緒で互換性のあるボタン電池があるので、互換性についても知りたいところですね。

実は電池の生産メーカーで有名なマクセルのサイトでサイズ、互換性一覧が掲載されています。

ボタン電池の種類が多く、ここでは紹介しきれないので一覧表を見たい方はこちらを参照してください。

ボタン形電池・コイン形電池互換表

引用 maxell

マメ知識①:ボタン電池の扱い方

ボタン電池を交換する時、素手で触っていませんか?

実は、素手で触ることは電池にとって寿命が短くなってしまう原因となります。

電池はプラス極とマイナス極をつなぐと電気が流れます。

素手で両極を触ったり、ピンセットなど電気を通しやすいもので触ったりするとどうなると思いますか?

実は電気が流れ、電力を消費してしまうんです!

できればボタン電池やコイン電池を扱う時は側面を持つことをオススメしています。

しかし、素手で側面を持っているつもりでも手の大きい人だと両極を触れてしまっている可能性があります。

また、素手で触ってしまうことでホコリや油がついてしまい、接触不良の原因にもなります。

もし電池を交換する時には電気を通さない素材のピンセットや手袋なんかをつけるとベストですよ。

マメ知識②:ボタン電池の捨て方

ボタン電池は使い終わったら新しいものに交換すると同時に古いものを捨てますよね。

あなたはボタン電池の捨て方、知っていますか?

実はボタン電池はコイン電池や乾電池と捨て方が違います。

電池類は種類によって捨て方が異なるため、捨てる際は注意して下さいね。

乾電池
コイン形電池
各自治体で定められている
ボタン形電池(酸化銀、アルカリ、空気亜鉛) ボタン電池回収缶
充電池 充電池式電池リサイクルボックス

ボタン電池は不燃ごみで捨ててしまうと、発火する可能性があります。

捨てる時はボタン電池回収協力店に設置されている回収缶に捨てましょう。

充電池に関しても協力店に設置されているリサイクルボックスに捨ててください。

いずれの電池も捨てる時は両電極にテープなどを貼って、電気が流れないようにしてください。

回収協力店に関しては一般社団法人電池工業会のサイトにて近くの協力店を検索できます。

協力店検索

引用 電池工業会

まとめ

  • ボタン電池のサイズは「種類+寸法」の順番で表記されており、見ただけでわかるようになっている
  • 酸化銀電池(SR)とアルカリ電池(LR)はサイズが同じであれば使えるが不具合が起きる可能性がある
  • 基本的には指定されているボタン電池の使用がオススメ
  • 外国メーカーとの互換性がある電池もあり、一覧表で確認できる
  • ボタン電池は電気消耗を防ぐために側面をつかむ
  • ボタン電池を捨てる際は不燃ごみなどには出さず、回収缶に入れる

ボタン電池は表記の見方がわかると迷わなくなります。

買う時に「サイズがわからない!」なんてことが起きなくなりますよ。

そしてボタン電池は、どの電子機器に適しているかもしっかりと分けられています。

自分が使うものを「大切に、丁寧に使う」ことも頭に入れておきたいですね。

生活の知識としてわからないままではなく、しっかり理解した上で使用しましょう。

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