「去年買ったスカートのウエストがきつくて履けない…」という経験はありませんか?
特に滅多に使わない冠婚葬祭用スーツなど、数年に一度しか着ない服は、いざ着るとウエストが閉まらないと焦った方も多いと思います。
私もその一人です。
以前は、気にせず履けていたスカートが、体形の変化により履けなくなったことは、悲しいですよね。
また、急に入用になる礼服は、新しく購入することが難しい場合もあります。
ウエストが少しきついくらいのスカートなら、自分で広げることができ、履けるようになる方法がいくつかあります。
本記事では、スカートのウエストが少しきつくなってしまった時に、自分で広げる方法やウエストを伸ばすグッズ・応急処置について紹介します。
目次
スカートのウエストを広げるのは自分で!簡単な方法
そういうことありますよね。
時間がなく新しいスカートを買いに行けなかったりすることもあると思います。
そんなあなたに、応急処置にはなりますが、自分でウエストを広げる方法を教えます!
是非、試してみてください♪
寝転んでスカートを履く
「たったそれだけ!?」と驚くかもしれませんが、寝転んだ状態でスカートを履くと入ることがあります!
そうなんです!自分で履けちゃうのです。
理由は、横になることでお腹のお肉や内臓が平らになるので、ギリギリ閉まらないファスナースカートなら、この方法で履けちゃいます。
ですが、この履き方は一時的なしのぎのため、長時間や脱着がある場合は、おすすめできません。
理由は、出先で横になることができないと、スカートフックを付けられない可能性があるからです。
ボタンを外してベルトで隠す
ウエストがファスナースカートの場合、ファスナーボタンを外して、ベルトで固定する方法です。
スカートを履いて、ファスナーを上げられるところまで上げ、その上からベルトで巻きます。
ボタンが閉まっていなくても、ベルトで抑えてくれるのでスカートが落ちてしまうことは防げます。
ベルトを利用する場合は、ベルトの幅が広いものがおすすめです♪
補正下着やガードルを使う
ボディーメイクとして、コルセットや補正下着・ガードルを装着する方法で、お腹を引き締めて履く方法があります。
補正下着やガードルで得られる嬉しい効果は、履くだけでスタイルアップがかなうことにあります。
下半身のたるみ・むくみを引き締めてくれるので、スカートがはきやすくなるだけでなく、ボディラインがより美しくなります。
補正下着は、実際にウエストが引き締まり細くなるので、スカートのウエストを広げることをしなくても履けるようになります。
装着してすぐに自分でスカートを履くことができ、時間や手間がかからず1着あると万が一の時に重宝します。
【番外編】お直し屋さんにお願いする
ウエストがきつくなったスカートが、お気に入りの場合やフォーマルな場合は、プロにお任せすることが安心できますよね。
スカートのお直し費用は、お店にもよりますが、約3,000円(税込)程度が多く即日対応してくれるところもあります。
最近は、ハンドメイドが流行っており、友人など得意な人が近くにいたら相談するのもいいかもしれませんね。
スカートの素材やお気に入り・フォーマルなども考慮しつつ、プロにお願いするかを判断してください♪
スカートのウエストはお直しが100均商品でできる
スカートのウエストを簡単にお直しできるものが、100均で手に入れられ、針と糸を使わずに応急処置ができます。
100均や自宅にある物で、ウエストを広げることが自分で簡単にできるものがあります。
- ウエストアジャスター
- 楽らくゴムベルト
- 安全ピン
- ヘアゴム
この章では、お手頃な100均商品でウエストを簡単にお直しできるグッズを紹介します。
簡単お直しウエストアジャスター
ウエストアジャスターって何?
ダイソーで取り扱いがある商品の「簡単お直しウエストアジャスター」です。
少しきついウエストのスカートホックに、ウエストアジャスターを差し込んでサイズを広げることができます。
約15㎜~30㎜ウエストを広げることができるので「あと少しで…」というときには、ピッタリな商品です。
スカートのホックに引っ掛けて使用するタイプなので、手軽に装着ができます。
- ファスナーが完全に上まで上がらなくなることがある
- 差し込むだけなので、トイレに行くときは外れる可能性もある
楽らくゴムベルト
楽らくゴムベルトって何?
100均のWatts(ワッツ)で取り扱いのある商品「楽らくゴムベルト」です。
引用 Watts
ベルトループに通して取り付けるタイプのゴムベルトになり、ゴムベルトのボタンの付け方次第で、ウエストの広さを調整することができます。
このゴムベルトだと、ウエストを広げるだけでなく緩くなってしまった場合にも利用ができるので、あると便利なベルトです。
安全ピンでウエスト部分を広げる!?
自宅に安全ピンはないですか?
安全ピンは、布や服を留めるための用途で使用されることが多いと思います。
スカートを履いて「あと少しで閉まるのに…」という時に、その部分を安全ピンで留める方法があります。
スカートのファスナーを上げられるとこまであげ、最後安全ピンで留める方法で、簡単かつコスパのいい方法です。
安全ピンには、大小さまざまな大きさがあるので、広げる大きさに合わせて利用することができます。
- 動作が大きい作業の場合は、安全ピンが外れる場合がある
- 子どもに使う場合は、安全カバーが掛かる安全ピンがおすすめ
- 安全ピンは、針なので十分注意して使用
- 厚手の布の場合は、外れてしまう可能性がある
安全ピンで留めたあと、ベルトやシャツで隠すことにより、安全ピンが目立たなくなります。
たったこれだけで、スカートのウエスト部分を留めることができます。
フックに留められない場合は、直接安全ピンで留めると良いです。
ヘアゴムを使う
ウエスト部分がボタンの場合、ヘアゴムで簡単に広げることができます。
ボタンホールにヘアゴムで輪っかを作りつけ、そのヘアゴムをボタンにつけウエストを広げる方法です。
ヘアゴムは、収縮性があるので小さいヘアゴムやカラーゴムでも大丈夫です。
ただし、激しい運動などする場合は、外れてしまう可能性があるので注意は必要です。
ヘアゴムがない場合、輪ゴムを2・3本まとめて使う方法でもいいと思います。
※輪ゴム1本では、強度が少し弱かったです。
【番外編】Amazonでおすすめ2点
Amazonで見つけたウエスト調整アジャスターのおすすめ2点は、こちらです。
スカートのウエスト部分がボタンの場合は、このアジャスターできつさを3段階で調節ができる優れものです。
スカートのウエスト部分が前カンの場合は、このミニノビルがおすすめです。
前カンフックが6㎜から10㎜以内であれば利用ができ、最大3センチ程ウエストサイズを広げることができるものです。
ただし、ファスナーが上まで上がらなくなる場合があります。
スカートのウエストを伸ばすゴムの方法と注意点
ロングスカートやフレアスカートなどウエストのゴムがきつくなった時がありますよね?
ウエストがゴムの場合、ゴム穴があると自分で調整することは可能ですが、ゴム穴がない場合は、調整が難しいです。
特にスカートのゴムが太い場合、伸びにくく調整もしづらかったりします。
そんな時に、簡単にウエストのゴムを伸ばす方法や注意点を解説します。
スチームアイロンでゴムを伸ばす方法
と思うときはありませんか?
ゴム穴が開いている場合は、新しいゴムに入れ替えをして調整することが簡単にできますが、ゴム穴が開いていない場合は、困りますよね。
ウエストのゴムが少しきつい時に、簡単に伸ばす方法が、スチームアイロンを当てて伸ばす方法です。
※スチームアイロンは、動かさずに置いたままにすることはやめましょう。
ゴムは、熱に弱いのでスチームアイロンを当てる時にゴム部分を、ピーンと伸ばした状態でスチームアイロンをゆっくり当てます。
この方法は、スカートの素材が綿素材のものには使えますが、化学繊維が使われている物やアイロン不可の物には、おすすめできません。
布地が変色や変形する場合もあるので、自己責任のもとやってください。
ドライヤーを使ってゴムを伸ばす方法
ゴムは、熱に弱いので、スチームアイロンを使うことでウエストのゴムを伸ばすことができると紹介しました。
スチームアイロンがない場合は、ドライヤーで代用可能です。
ドライヤーの製品によって温度が違うので、ゆっくりと作業をしてください。
作業後は、ゴムとその周辺が熱くなっていることがあるので、十分に気をつけて試してみてくださいね。
椅子や板を使ってゴムを伸ばす方法
スチームアイロンを持っていない方や時間がある場合は、ウエストのゴムを傷めずに伸ばせる方法があります。
椅子の背もたれや板など少し幅の広い部分にスカートを引っ掛けて置く方法です。
すごくシンプルですが、ゴムのスカートは、使用していくとだんだん伸びて緩くなっていると感じたことは、ないでしょうか?
意図的にゴムを伸ばし緩められればいいので、ズボラさんでもできちゃいます♪
この方法は、スカートのゴム弾力が強い場合や少しだけきつい場合が最適ですが、少し時間がかかることが難点です。
ゴムが細い場合は、すぐに伸びてしまう可能性があるので注意が必要です。
ゴム穴取り換え口を作る方法
ウエストがゴムの場合、ゴムを交換できるゴム穴があるタイプと、ウエストにゴムが縫い込まれているタイプがあります。
ゴム穴があるタイプは、自分でゴムを取り換えることができるため、ウエストサイズを広げることは、簡単です。
ウエストゴムが縫い込まれているタイプは、前項のスチームアイロンの方法もありますが、素材によってできない場合もあります。
そんなときは、ゴムの取り換え口を作る方法があります。
スカートウエストの内側部分、布地の折り返し部分に、切り目を入れてゴムを取り換える方法です。
※スカート布地を切ることに抵抗がある場合は、おすすめしません。
まとめ
- スカートのウエストが少しきつい時は、横になって履く方法やベルトで隠す方法が簡単である
- 補正下着やガードルを使うとスカートが履けるだけでなく、スタイルアップになり、一石二鳥である
- 100均にあるウエストアジャスターや楽らくゴムベルトを使って、スカートが落ちないよう調節できる
- スカートのウエストが閉まらない場合、安全ピンやヘアゴムを使って少し広げることができる
- スカートウエストがゴムの場合、スチームアイロン・ドライヤー・椅子や板を使って広げる方法がある
- ウエスト部分にゴム穴の取り換え口を作って、簡単にゴムの入れ替えができる
たまにしか着ないスカートが合わなくなり、使いたい時に困ったときは、とりあえず一度寝転んで挑戦してみてください。
応急処置として、安全ピンやヘアゴムも優秀ですが、補正下着を1着持つことでスタイルアップしつつスカートも履けるのでおすすめです。
ちょっとした工夫で、きつくてもスカートを履く方法がいろいろあるので、ぜひ参考にしてみてください。