「買ってきた祝儀袋を開けたら中袋がなかった…どうすればいいの?」と焦った経験はありませんか?
結論、中袋なしの祝儀袋でも、正しい入れ方・書き方さえ知っていれば失礼にはなりません。
この記事では以下をまとめて解説しています。
- お金の入れ方・お札の向き
- 表・裏への名前・金額・住所の書き方
- 糊付けの必要性
- 餞別・入学祝い・結婚祝いなどシーン別の対応
2分で確認できるので、渡す前にサッとチェックしてみてくださいね!
目次
祝儀袋・餞別で中袋なしのお金の入れ方|お札の向きと手順を解説

祝儀袋を購入すると、ほとんどの祝儀袋に中袋がついていますが、まれに中袋なしのものが売られています。
最近は、祝儀袋の種類やデザインも豊富でどれにしようか迷ってしまいますね。
祝儀袋に中袋がついていなかった時は、どうすれば良いのか、失礼なのかと疑問になるでしょう…。
一万円以下や親しい相手に渡す場合は失礼ではないですが、大きい金額を包む時や目上の方へ渡す時は、中袋をつけると良いです。
中袋なしのお金の入れ方や、中袋が必要な時の作り方をそれぞれ解説していきます。
【中袋なし】お金の入れ方3ステップ
親しい相手や少額のお祝いを渡すときには、中袋がなくてもそのまま祝儀袋を使えます。
中袋なしのお金の入れ方は簡単で手順は3ステップとなっています。
①新札を用意する
②お札の向きを揃える
③お金の入れたら封を閉じる
中袋なしのお金の入れ方は上記の通りで、手順は簡単ですが、一つ一つ重要なポイントがあるので確認は必須!
手順ごとに中袋なしのお金の入れ方を細かく見ていきましょう。
①新札を用意する(ATMでも入手可能)
祝儀袋にお金を包む時は、新札を渡すことが基本でありマナーとなっているので、新札を用意しましょう。
祝儀袋を開けたら中身が古そうなお札だったら、驚きますよね。
平日に銀行窓口へ古いお札を持っていくと、無料で新札に交換してもらえます。
ただし、銀行窓口は平日の夕方前に営業が終了することがほとんどで、日中働いている方は、両替しにくいのが欠点。
お祝い事が近々あると分かっている場合は、早めに新札を入手するよう心がけましょう!
どうしても、新札が急に必要となった場合は、ATMでお金を下ろすか知人に「新札を持っているか」聞くこともオススメ。
②お札の向き|中袋なしの祝儀袋への正しい入れ方
新札が用意できたら、祝儀袋へ入れる向きを確認しましょう。これが最も間違えやすいポイントなので要注意です!
【お札の正しい向き】
- お札の表面(人物肖像画がある面)が祝儀袋の表側にくるように入れる
- お札の上部(金額が書いてある側)が祝儀袋の上側にくるように入れる
- 複数枚入れる場合は全て同じ向きに揃える

💡 確認方法:祝儀袋を表向きに持ち、そのまま開封したときにお札の人物肖像画が正面に見えればOKです。
【向きを間違えやすいパターン】
| よくある間違い | 正しい向き |
|---|---|
| ✕ お札を裏向きに入れる | ◎ 表面(肖像画)を表側に |
| ✕ お札がバラバラの向き | ◎ 全枚同じ向きに揃える |
| ✕ お札が逆さま | ◎ 上部(金額側)を上に |
③お金を入れたら封を閉じる(糊付けは最後に判断)
お金を入れたら、お札の向きを揃えて、正しい方向で祝儀袋に入れましょう。
その後、祝儀袋の封を閉じて完成です。
封を閉じるときに、糊付けをするかも疑問点の一つですが、こちらは渡し方によって変わってくるので、記事最後の内容をチェック!
中袋なしの祝儀袋に中袋を作る方法|代用品3選
祝儀袋の使い道は様々ですので、場合によっては、中袋が必ず必要という方もいますね。
祝儀袋に中袋がついていない時は以下のもので代用して、お金を包むことができます。
白のコピー用紙
ポチ袋
コピー用紙の場合はB4が最適で、和紙を使う時は、半紙サイズの縦35cm ×横25cmに切って使いましょう!
中袋なしの祝儀袋を買ってしまい、中袋が必要な時は和紙を使うのが最適なことが分かりましたね。
それでは、中袋の代用紙を使ってどのようにお札を包んでいくのでしょうか?
代用紙での中袋の包み方を動画でご紹介していきます。
【中袋の代用】和紙・コピー用紙でのお札の包み方
代用に使える和紙やコピー用紙を利用する時のお札の包み方を解説します。
包み方は折り紙のように、文章では伝えるのが難しいので、YouTubeなどの動画視聴がとても分かりやすくオススメです。
さらに、あなたのペースで動画を止めながら一緒に折ることができるので便利!
今回この記事では、以下の動画を紹介させていただきます。
この動画では、コピー用紙を使って丁寧に折り方を解説されています。
引用 YouTube
中袋の折り方には、お祝い事に使う「吉」の折り方と葬儀用に使う「凶」の折り方があるので間違えないように折りましょう!
一枚の紙が、お札を包むキレイな袋になるのは素敵ですよね。
祝儀袋・餞別で中袋なしのときの書き方|表・裏への金額の書き方

祝儀袋に中袋がついているときは、中袋に金額などの文字を毛筆で書くのが一般的です。
祝儀袋に中袋なしの時は、上包みの表側に名前を書き、裏側に住所と金額を書くようにしましょう!
名前や金額を書くときは筆ペンを使うのがマナーです。100均でも買えますが、にじみにくい市販品を使うと仕上がりが綺麗です。
文字を記入する位置も決まっているので、それぞれ画像を使って詳しく解説していきます。
表側の名前の書き方|水引の下にフルネームで

中袋なしの祝儀袋に名前を記入するときは、表の水引の下の白い欄に、名前を大きくフルネームで書きましょう。
名前を書く時は、毛筆や毛筆ペンを使うのが基本です!
間違えてボールペンや万年筆は使わないようにしてくださいね。
祝儀袋は値段も安くはないで、慎重にゆっくり丁寧に書くことを心がけましょう♪
裏側の住所の書き方|縦書きで左下に

祝儀袋に金額を書く欄がない時は、左下に縦書きで郵便番号と住所を書きましょう。
一方で、祝儀袋に金額を書く欄がある場合は、金額欄の上に横書きで郵便番号、縦書きで住所を書きます。
裏側には金額のみ記入で良いとされていますが、住所も記入すると誰から貰ったものなのか特定でき、より丁寧な書き方になります。
金額の書き方についても見ていきましょう。
裏側の金額の書き方|中袋なしは裏に漢数字で縦書き

裏側の左下に金額を書く欄がある時は、数字で金額欄に記入、金額欄がない時は、漢数字で金額を縦書きで書きます。
裏側に金額を書く時も、祝儀袋の種類によって書き方を変えましょう!
| 【漢数字での金額】 | |
| 5,000円 | 金五阡円 |
| 1万円 | 金壱萬円 |
| 2万円 | 金弐萬円 |
| 3万円 | 金参萬円 |
| 5万円 | 金伍萬円 |
| 10万円 | 金拾萬円 |
数字の「4」と「9」は、発音から死や苦というイメージを与えてしまうため、お祝い事で渡す時は避けましょう。
難しい漢数字で書くのには、後から字を付け足せないようにするためだそうです。
漢数字での金額の書き方は普段使うことが少ないと思うので、なかなか書くことが難しいですよね。
餞別で中袋なしの金額の書き方|漢数字一覧
餞別を渡す際に中袋なしの祝儀袋を使う場合も、基本的な書き方は同じです。裏側の左下に金額を縦書きで記入します。金額は難しい漢数字(大字)で書くのがマナーです。
餞別でよく使われる金額の書き方を以下にまとめました!
| 金額 | 書き方 |
|---|---|
| 3,000円 | 金参阡円 |
| 5,000円 | 金伍阡円 |
| 1万円 | 金壱萬円 |
| 3万円 | 金参萬円 |
また、餞別の表書きは「御餞別」と書き、水引は花結び(蝶結び)を選ぶのが一般的です。餞別は何度あっても良いお祝い事なので、結び切りは使わないよう注意しましょうね!
ここからはシーン別の中袋なしのお金の入れ方・書き方を解説していきますよ!
入学祝いで中袋なしのお金の入れ方・書き方
入学祝いで中袋なしの祝儀袋を使う場合も、基本的な手順は同じです。
表書き:「御入学御祝」または「入学御祝」
水引:花結び(蝶結び)※何度あってもよいお祝いのため
金額の目安:5,000円〜1万円(親戚なら1〜3万円)
裏側の左下に金額を漢数字で縦書きし、住所を添えると丁寧な印象になります。
結婚祝いで中袋なしのお金の入れ方・書き方
結婚祝いは金額が大きくなりやすいため、できれば中袋ありの祝儀袋を用意するのが理想です。ただし急に必要になった場合は中袋なしでも失礼にはなりません。
表書き:「寿」または「御結婚御祝」
水引:結び切り(一度きりであってほしいお祝いのため)
金額の目安:3万円〜5万円
新築祝いで中袋なしのお金の入れ方・書き方
新築祝いは現金ではなくギフトで渡すことも多いですが、現金の場合は以下の通りです。
表書き:「御新築御祝」または「新築御祝」
水引:花結び(蝶結び)
金額の目安:5,000円〜1万円(親しい間柄なら3万円)
お見舞いで中袋なしの封筒のお金の入れ方・書き方
お見舞いは祝儀袋ではなく白封筒を使うのが一般的です。中袋なしでも問題ありません。
表書き:「御見舞」
水引:なし(水引は慶弔用のためお見舞いには不向き)
金額の目安:3,000円〜5,000円
裏側左下に金額と住所を縦書きで記入します。
祝儀袋の中袋なしの糊付けは必要?渡し方で判断する方法

お金を中袋なしまたは中袋ありの祝儀袋に入れたら完成ですが、最後に封を閉じて糊をつけるか迷うかと思います。
この章では、祝儀袋に糊付けをするかについてご説明します。
糊付けした方が良い場合とそうでない場合があり、中袋なしの祝儀袋も同様な方法です。
糊付けが必要か否かを、それぞれ場面別でチェックしていきましょう。
糊付け不要の場面|直接手渡しする場合
直接相手に祝儀袋を渡す際は、糊付けをしなくても良いです。
理由としては直接相手に渡すので、相手に届く前にお札がどこかで紛失することはほとんど無いからです。
また、糊付けしない方が相手側にとって、祝儀袋を開くことが簡単になるので作業も簡単になりますね!
糊付けが必要な場面|結婚式・複数の手を経由する場合
糊付けをした方が良いのは、祝儀袋を直接相手に渡さない時です。
いろんな人の手に渡ってから、最終的に渡したい相手に届くこともあります。
ウェディングで受付をしている人が先に受け取る場合もあるかもしれません。
その時に、糊付けをしないで祝儀袋を渡すと、お金が紛失する原因にもなり得ます。
祝儀袋の裏側に金額を書く欄がある場合は特に、金額を記入してお金を祝儀袋に入れたらすぐに糊付けをすると良いです。
理由としては、祝儀袋の金額記載と実際に入っていた金額が違ったり、封をしないことでお札が紛失したりするのを防ぐためです。
糊付けをする際は、きっちりのりを塗るのではなく開けやすいように軽くのりをつけましょう。
中袋なしの祝儀袋をお探しの方はこちらもチェックしてみてください。
まとめ|餞別・祝儀袋の中袋なしの書き方とお金の入れ方
- 中袋なしの祝儀袋は親しい相手・1万円以下なら失礼にはならない
- お金の入れ方は3ステップ:①新札を用意②お札の向きを揃える③封を閉じる
- お札は表面(肖像画)を祝儀袋の表側・上部を上に向けて入れる
- 中袋なしの書き方:表に名前(フルネーム)・裏の左下に金額と住所を縦書きで記入
- 金額は漢数字(壱・弐・参・萬)で書くのがマナー
- 糊付けは直接手渡しならなし・受付経由なら軽く糊付けが正解
- 中袋が必要な場合は白地の和紙・白いコピー用紙で代用可能
- 筆ペンはにじみにくい市販品を使うと仕上がりが綺麗
急に祝儀袋が必要になっても、この記事の手順通りに進めれば失礼なく渡せます。大切な方へのお祝いを気持ちよく渡しましょう!
