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食洗機に水が溜まるときの治し方を解説!普段のお手入れ方法もご紹介!

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食洗機に水が溜まるんだけど、治し方はある?

食洗機に水が溜まるようになってしまった…という経験はありませんか?

このまま使い続けて大丈夫?と不安になりますよね。

実は食洗機に水が溜まるのは、正常である場合と異常である場合の2パターンがあります。

この記事では、食洗機に水が溜まる場合の正常・異常の見分け方と治し方を解説しています。

食洗機市場シェアNo1の、パナソニック製食洗機について、2章目にピックアップして水が溜まるときの対応をまとめました。

食洗機に不具合を起こさないためには、普段からのお手入れが大切です。

正しいお手入れ方法もご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

食洗機に水が溜まるときの治し方はお掃除が基本!

食洗機に水が溜まるときは、まずエラー表示が出ているか確認してください。

基本的には、エラー表示が出ていなければ、正常である場合が多いです。

なぜ食洗機に水が溜まるのが異常ではないのか、またエラー表示が出た場合の治し方を解説していきます。

卓上型食洗機の場合は、排水ホースの位置を確認することも必要になります。

食洗機に水が溜まるのは異常ではない

食洗機の底の部分には固形のごみを受けるための、残さいフィルターが付いています。

食洗機は排水路からの臭いや害虫が侵入しないように、残さいフィルターの下に水が溜まる構造になっています。

この構造は排水トラップというもので、トイレや洗面台、お風呂、キッチンなどすべての排水設備に使用されています。

食洗機の使用後、残さいフィルターを取り外して洗浄しようとしたときに、下に水が溜まっているのは異常ではありません。

この水は最終すすぎ後の水で汚れた水ではありませんし、次回運転時にはすべて排水され、新しい水で洗浄する仕組みになっています。

残さいフィルターの下に溜まる水は、無くなっては困る大切な役割を持つ水なんですね!

食洗機にエラー表示が出たときの治し方

食洗機に排水不良のエラー表示が出ている場合は、残さいフィルターより上の部分まで水が溜まっている場合が多いです。

残さいフィルターより上まで水が溜まるのは、何らかの異常が発生していると思われます。

残さいフィルターが目詰まりして排水不良になっている場合があるので、治し方として、残さいフィルターを取り外し掃除をしましょう。

細かいゴミが詰まっている場合があるので、小さなブラシや歯ブラシなどで丁寧に洗いましょう。

残さいフィルターをきれいにして再スタートしてもまだエラー表示が消えない場合は、次のことが考えられます。

  • 排水路に異物が詰まっている
  • 排水ホースが折れている

このような場合の治し方には、修理が必要になりますので、販売店やメーカーに連絡をしましょう。

卓上型食洗機は排水ホースの位置に注意

食洗機にはビルトイン型と卓上型の2タイプがあります。

ビルトイン型は、キッチンのシンク下やキャビネットに組み込むタイプで、卓上型は工事不要で後付けできるタイプになります。

卓上型食洗機に関して、排水ホースが正しい位置に設置されていないと庫内に水が溜まることがあります。

排水ホースが本体より上にある場合、庫内の水がうまく流れていかず、残ってしまう可能性があるので注意です!

卓上型食洗機の排水ホース先端は、必ず本体の接地面より低くして設置しましょう。

引用 Panasonic

【番外編】食洗機使用時に注意すること4つ

食洗機に水が溜まる事態になったとき、自分で出来る治し方はフィルターを掃除することくらいで、少ないことが分かりました。

普段の食洗機使用時から使い方に気を付けて、不具合を起こさないように予防をしていくことが重要です。

食洗機を長く使い続けていくために、使用時に注意することを4つご紹介します。

①予洗いをしっかり行う

食器を食洗機に入れる前に、食器に付いた食べ残しや汚れを軽く水で流したり、キッチンペーパーで拭いたりして落としましょう。

あらかじめ汚れを落としておくことで、運転終了後のフィルター掃除が楽になり、食洗機内の汚れ防止につながります。

固くこびりついてしまった卵などのタンパク質汚れは、水につけておくなどして汚れが落ちやすいようにしておくと良いです。

予洗いに通常の台所用洗剤を使用した場合は、必ずしっかりと洗剤を洗い流してから食器を食洗機の中に入れましょう。

手間を省くための食洗機なのに…と思うかもしれませんが、先に食器の汚れをササっと落としておくだけで庫内の汚れ方が全然ちがいます。

あとは高温のお湯で洗ってくれ、乾燥までしてくれて、手洗いよりきれいに仕上がるので予洗いだけは頑張りましょう。

②食器を詰め込みすぎない

食器と一緒に調理器具なども一気に洗ってしまいたくて、ついつい食洗機のなかに詰め込んでしまいますが、これは故障の原因になります。

隙間なく食器を詰めてしまうと、汚れが落ちにくい上に食洗機に負担をかけてしまうので、洗える食器の適正量を守りましょう。

食洗機の上部ギリギリまで食器を詰め込んだ結果、うまく閉まらないまま運転させてしまい水漏れしてしまったという事例もあります。

欲張らずに、適度な隙間を空けて食器をセットしましょう。

③食洗機専用の洗剤を使用する

食洗機の中に、通常の台所用食器洗剤を入れることは故障の原因になるので絶対にやめましょう。

間違って通常の台所用洗剤を入れてしまうと、庫内が泡だらけになり運転がストップしてしまいます。

食洗機専用洗剤は、通常の台所用洗剤と比較すると、強力な洗浄成分が入っており、泡が立ちにくいという特徴があります。

食洗機専用洗剤は大きく分けて、液体・ジェル・タブレット・粉末の4タイプがあります。

食洗機メーカーが推奨しているものや、自分で使いやすいものを選びましょう。

パナソニックは粉末タイプを推奨しています。
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④適切な運転コースを選択する

食洗機には、標準・強力・乾燥・節電・少量など様々な運転コースがあるので、状況に応じて適切に選ぶことも大切です。

例えば、特に汚れが多いときに標準や節電モードで洗ってしまうと、庫内に汚れが残ってしまい排水不良の原因になります。

汚れが多い時は強力モードを選ぶなどして適切にコース選択していきましょう。

食洗機に水が溜まるときパナソニック製はここを見よう

パナソニックのビルトイン型食洗機を例に、水が溜まる不具合が起きたとき実際にどの部分を見れば良いのか、写真で解説していきます。

他のメーカーの食洗機をお使いの方も基本的な構造は同じだと思うので参考にしてみてください。

私が毎日フル活用しているパナソニックの食洗機です。

食洗機の残さいフィルターを見よう!

まず、食洗機のどの部分に水が溜まっているのかを確認しましょう。

食洗機の底にあるかごのようなものが残さいフィルターで、この範囲にだけ水が溜まるのは正常です。

残さいフィルターを外して下の部分を見てみると、見えにくいかもしれませんが、小さな四角のマス目の中に水が溜まっているのが分かります。

このマス目のなかに小さなゴミなどが見えたら、つまようじなどを使って取り除いておくと良いでしょう。

エラー表示が出ていないけれど水の溜まりが気になる…という場合は、「乾燥」コースで1度運転させてみると良いです。

乾燥のみで運転すると、庫内の排水から始まるので、乾燥スタート後1~2分後で排水する音が止まったら電源を切って庫内を確認してみましょう。

きちんと水が排水されていれば異常はありません。

エラー表示は操作部のランプを見よう!

水が溜まるなど、排水不良のエラーは、操作部のコース選択ランプがいくつか同時に点滅することで表示されます。

パナソニックのビルトイン食洗機の場合、「節電」「標準」「強力」コースのランプが同時に点滅します。

エラー表示を確認したら、残さいフィルターを掃除してから再スタートし、それでも解消されない場合には、販売店やメーカーに修理の依頼をしましょう。

食洗機に水が溜まるときは重曹が原因かも!?

食洗機に水が溜まるなどの排水路の詰まりを解消するため、重曹が使えそうな気がしますよね?

重曹はアルカリ性なので、酸性の油汚れを中和させて落ちやすくする効果があります。

実は重曹は水に溶けにくいので、食洗機に入れてしまうと、中で詰まってしまうなど不具合の原因になることもあるんです!

食洗機に重曹を使うのが良くない理由

重曹には油汚れを分解する力があり、防臭効果もあるので、キッチン周りのお掃除に使用している人も多いですよね。

重曹の油汚れの分解効果はおだやかで、食洗機内の汚れ全部を分解するとなるとある程度の量が必要になります。

重曹は水に溶けにくいため、大量の重曹を食洗機に入れてしまうと、排水路を詰まらせてしまうなどの不具合や故障につながってしまいます。

多くのメーカーの取扱説明書にも、重曹の使用はNGの記載があるので、重曹を使用したお手入れはしないようにしましょう。

パナソニック製食洗機にはクエン酸もNG!

重曹とともにお掃除によく使われるのがクエン酸ですよね。

クエン酸は、水垢やせっけんカス汚れに効果的なので、食洗機内の白い汚れを落としてくれます。

クエン酸のパッケージにも、食洗機の洗浄に使える旨の記載がありますが、パナソニックだけは食洗機の洗浄にクエン酸の使用を推奨していないので注意しましょう!

私はちょうど家にあったクエン酸でお手入れをしようかと思っていたので危なかったです…。

調べたところ、他のメーカーではクエン酸の使用を禁止してはいないので、専用クリーナーよりも安いクエン酸をぜひ活用しましょう!

パナソニック以外の食洗機ではクエン酸が使えます!

正しいお手入れ方法を写真付きで解説

食洗機に重曹を使用したお手入れは出来ないことと、クエン酸にも注意が必要だということが分かりました。

どのような方法で普段のお手入れをしていけば良いのか、食洗機使用後に毎回必ず行うものと、月に1回程度行うものに分けてご紹介します。

毎回必ず行うこと

食洗機を使用したら、毎回必ず残さいフィルターの掃除をしましょう。

掃除をしないと目詰まりし、洗い上がりが悪くなったり、カビや臭い、水が溜まる原因になります。

①残さいフィルターの上のかごを外す

②残さいフィルターを外し、残さいを捨てて洗う

  • 汚れが落ちにくい場合は、小さいブラシなどでこすり落とす
  • 外したあとの底部に、残さいやごみがたまっている場合は取り除く

③元どおり取り付ける

月に1回行うこと

ドア・タンクのふち・庫内
  • よく絞った柔らかい布でふく
  • 通常時食器洗浄に使用する目安量の2倍の専用洗剤を投入し、食器を入れずに運転する
パナソニックの場合は専用クリーナーの使用を推奨しています!
回転ノズル

回転ノズルに汚れが詰まると、正常に洗浄水が出なくなり、食器の洗い上がりが悪くなります。

  • 本体内のかごなどを取り外してから回転ノズルを取り外し、水につけてゆすって汚れを落とす

回転ノズルは真上に引き抜くと、簡単に外せました!

回転ノズルやすべてのかごなどを、もとの位置に取り付けたら完了です。

やってみると意外と手間とは感じなかったので、月に1回お手入れの日を決めて継続していこうと思いました!

食洗機内に汚れをためないということが重要で、こまめにメンテナンスしていれば重曹やクエン酸を用いなくても十分きれいになります。

食洗機の排水路は目に見えない部分なので、汚れが蓄積されているのが分からず、ある日突然水が溜まる不具合が起こるかもしれません。

定期的に専用のクリーナーなどを使ってお手入れをしていれば、安心ですね!

乾燥運転後はヒーター部分が高温になりやけどなどのおそれがあります。

残さいフィルターの掃除や庫内のお手入れは、運転終了後30分以上経過してから行いましょう!

まとめ

  • 基本的には食洗機に水が溜まっても、エラー表示が出ていなければ正常である
  • 水が溜まるときの治し方として、残さいフィルターを取り外してきれいにすることがある
  • 卓上型食洗機の排水ホース先端は、必ず本体の接地面より低くする
  • 予洗いをしっかり行うなど、普段の食洗機使用時から不具合を起こさないように予防をしていくことが大切
  • 食洗機に重曹を入れるのは詰まりの原因となるのでNG
  • 月に1回、食洗機内の清掃を行うなど定期的なメンテナンスが必要

食洗機に水が溜まるのは、異常ではないと知って安心しました。

毎日頑張ってくれている食洗機に感謝して、しっかりとメンテナンスを行い、長く使っていきたいと思います。

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