※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。




人参の葉に毒がある?いいえ!豊富な栄養と効果やレシピも大公開!

記事内に広告が含まれています

人参の葉に毒がある…なんて噂を聞いて、気になって調べてみた方はいませんか?

栄養たっぷりのイメージの人参だけど、葉には毒があるの?
気になったので、答えを調べてみました!

調べた結果、人参の葉には毒はなく、むしろ栄養が豊富であることがわかりました。

人参の葉に毒があると勘違いされるのは、「ドクニンジン」という植物が原因のようです。

とにかく、人参の葉には毒がないことがわかってほっとしました!

人参の根っこ(オレンジの部分)の栄養と比較して、さらに、人参の葉が持つ栄養の効果を解説します。

記事の終盤では、人参の葉を使ったおすすめのレシピも紹介しますよ!

この記事を読んで、人参の葉を身近に感じてもらえると嬉しいです♪

人参の葉に毒があるなんてウソ!勘違いされる理由は?

人参の葉がついた状態のとき、あなたはその葉っぱをどうしますか?

人参の葉には毒があるって聞いたことがあるけど…。

いいえ!人参の葉には毒が含まれていません。

この章では、なぜ人参の葉には毒があると思われているのか、その理由について解説します。

馴染みのない「人参の葉」について

人参の葉に毒はなく、根っこ部分よりも栄養が豊富な野菜です。

そもそもあまり人参の葉って見かけないな?

例えば、人参を畑で育てている方は人参の葉に馴染みがあるかもしれません。

しかし、スーパーでは人参の葉が付いていない状態で販売されていますよね。

人参の葉をつけたままだと、葉っぱが人参の根っこの栄養を吸い取り、オレンジ部分の栄養が少なくなってしまいます。

さらに、葉っぱが吸収する栄養がなくなると、しおれてしまい見た目も悪くなります。

ですので、葉っぱを切り取った状態で人参は市場で販売されているんですね。

逆に人参の葉がついた状態は、新鮮な証拠なので見かけた方はぜひ購入して食べてみてください!

人参の葉に毒があると勘違いされる理由は?

人参の葉に毒があると勘違いされているのは「ドクニンジン」と間違われてしまっていることが原因に挙げられます。

ドクニンジンとは、人参と同じセリ科の植物で、葉っぱの形が似ています。

引用 厚生労働省

ドクニンジンは寒い地域を好むようで、日本では北海道に分布しており、山菜の「シャク」と間違えて食べてしまった例があります。

シャクは、山ニンジンと呼ばれているので、ここでも「人参」が繋がります。

症状としては、以下が挙げられていました。

全草、果実に有毒成分を含み、食べると悪心、嘔吐、流涎、昏睡を起こす。

引用 厚生労働省

遭遇する機会がない方が多いかもしれませんが、人参の葉に毒があると勘違いされる植物があることを覚えておくと良いでしょう。

人参の葉は栄養がたっぷり含まれている!根っこと比較

人参の葉に豊富な栄養があるとお伝えしましたが、どのような栄養があるのか気になりませんか?

今回、「人参の葉」「人参の根・皮なし(ゆで)」「人参の根・皮なし(生)」それぞれ可食部100gの栄養をまとめました。

人参の葉 人参の根
皮なし(ゆで)
人参の根
皮なし(生)
βカロテン 1,700μg 8,700μg 8,300μg
食物繊維 2.7g 2.8g 2.4g
葉酸 73μg 19μg 23μg
ビタミンE※ 2.2mg (0.4+Tr※)mg (0.5+Tr)mg
ビタミンK 160μg 18μg 18μg
カルシウム 92mg 29mg 26mg

引用 日本食品標準成分表2020年版(八訂)

※について
  • α-トコフェロール・β-トコフェロール・γ-トコフェロール・δ-トコフェロール」を足した値です。
  • Trとは、微量をさします。

この表を見ると、βカロテンの量は、圧倒的に人参の根の部分に多く、食物繊維では葉と根で大差が見られません。

葉酸・ビタミンE・ビタミンK・カルシウムについては、人参の葉が根っこよりも含まれる量が多いです。

各栄養量の効果については、以下の表の通りです。

栄養 作用
葉酸 赤血球の生成を助けるビタミン。
胎児にとって重要な栄養なので、妊婦の方に摂取してもらいたい栄養。
ビタミンE 抗酸化作用を持つ。
動脈硬化、血栓の予防、血圧低下などの役割を持つ。
ビタミンK 血液凝固の補助的な役割を持つ。
血液をサラサラにするワーファリン剤を服用している方は、過剰摂取に注意が必要。
カルシウム 歯や骨を形成する。
細胞分裂、筋肉の収縮、神経の興奮の抑制、血液の凝固を促進する作用などを持つ。
人参の葉、根それぞれに含まれる栄養分を見て、不足分を補って食べると良いですね!

続いて、人参の葉を使ったレシピについて紹介していきます。

人参の葉のレシピを紹介!【かき揚げ・おひたし等】

この章では、人参の葉をおいしくいただくレシピをご紹介します。

リサーチをしていると、人参の葉を使ったレシピはメイン料理から副菜まで、幅広いラインナップがありました。

人参の葉は、あく抜き不要で生のままでも食べられますが、苦味を感じる場合は軽く茹でると食べやすくなります。

このポイントを頭に入れて、あなたのお好みのレシピを探してみましょう♪

【おすすめ①】チヂミ

材料:大きい1枚
人参の葉 1本分
人参 小1本
長ネギ 1/4本分
A 小麦粉 100g
1個
だし 250mL
ひとつまみ
ごま油 大さじ1
タレ 豆板醤 小さじ1/2
味噌 小さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 小さじ1
黒ゴマ 適量
作り方
  1. タレの材料を混ぜ合わせる
  2. 人参の葉は小さく刻み、人参の根は千切り、長ネギは縦に半分に切って斜めに切る
  3. ボウルにAを入れてよく混ぜたら、切った野菜を加えてさらに混ぜる
  4. フライパンにごま油をひき、生地を注いで中火で焼く
  5. 両面に焦げ目がつき、カリカリになったら完成

【おすすめ②】かきあげ

材料:4人分
人参の葉 60g
人参 60g
桜エビ(乾燥) 5g
玉ねぎ 1/2個
天ぷら粉 大さじ1
サラダ油 適量
適量
A 天ぷら粉 80g
120cc
人参1本の目安は、およそ150〜200gなので参考にしてくださいね!
作り方
  1. 人参の葉は3cm幅に切り、人参の根は千切り、玉ねぎは薄切りにする
  2. ビニール袋に、切った野菜と桜エビ、天ぷら粉を入れて振り、天ぷら粉を全体にまぶす
  3. ボウルにAを混ぜた後、ビニール袋の野菜を入れてたねを作る
  4. 鍋に3cmほどのサラダ油を入れて170℃に熱する
  5. たねの1/8ほどを取り、きつね色になるまで揚げる
  6. 塩を適量かけて、完成

少量の油で揚げやきのようにする場合は、たねに片栗粉やマヨネーズ、卵などで一工夫加えるとうまくいきます。

私は片栗粉とマヨネーズを使って、揚げやきの要領でかき揚げを作ったことがあります。

油の処理が面倒な方は、ぜひ挑戦してみてくださいね♪

【おすすめ③】ふりかけ

材料:4人分〜
人参の葉 2本分
大さじ1
A 醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
大さじ1
ごま油 小さじ1/4
白ゴマ 適量
作り方
  1. 人参の葉先を摘み、茎と分ける
  2. フライパンに油をひき、人参の葉を炒める
  3. Aをフライパンに入れて、さらに炒める
  4. 鍋肌からごま油を垂らして、最後に白ゴマをふって完成

【おすすめ④】ごま和え

材料:4人分〜
人参の葉 40g
すりゴマ 小さじ1
A めんつゆ(4倍濃縮) 小さじ1
ごま油 小さじ1
砂糖 ひとつまみ
作り方
  1. 人参の葉を茹でるためにお鍋にお湯を作り、塩を少々かける
  2. 人参の葉を洗い、茎の方からお鍋に入れる
  3. 30秒たった後に葉を入れて、さらに1分茹でる
  4. 冷水にとり水気を切ったら、3〜4cm幅に切る
  5. ボウルにAと切った人参の葉を加えてよく混ぜ合わせる
  6. 最後にすりゴマを加えて完成

まとめ

  • 人参の葉に毒はなく、根っこ(オレンジ色の部分)よりも栄養が豊富である
  • 人参の葉に毒があると誤解されるのは、ドクニンジンという別の植物と勘違いされるため
  • 人参は根っこよりも葉の方が栄養が豊富である
  • βカロテン・食物繊維・葉酸・ビタミンE・ビタミンK・カルシウムなどが人参の葉に含まれる栄養である
  • 人参の葉は生で食べられるが、苦味を感じる場合は軽く茹でることであく抜きをする
  • 人参の葉を使ったレシピとして天ぷらやチヂミ、かき揚げがあり、ふりかけやおひたしなど副菜でも活躍

今回のリサーチを通じて、人参は根っこだけでなく葉も食べるとより豊富な栄養が摂れることがわかりました。

私の父が育てた人参、葉っぱを無駄にしちゃっていたな…。

これからは人参の葉を使ったレシピにも挑戦したいと思います!

あなたも栄養が豊富な人参の葉を使ったレシピにぜひチャレンジしてみませんか?

関連コンテンツ(レスポンシブ)



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする