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コーヒーの染み抜きは時間がたったものでも簡単に落とせる!?

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コーヒーをうっかりこぼして大切な洋服にシミができてしまった!という経験がある人は多いですよね。

私もコーヒーを飲みながら作業していてうっかり手が当たってしまい服にシミを作った経験があります。

染み抜きしようと思っても、時間がたったシミなんて落ちないだろうと、諦めてしまいがちです。

実際はコーヒーのシミは正しい方法で染み抜きをすれば、きれいに落とすことができます!

なんと、時間がたったコーヒーのシミでも大丈夫です!

しかし、染み抜きのポイントを押さえておかないと、時間がたったシミをきれいに落とせない、大切な服が色落ちしてしまいます…

そこで今回は正しい染み抜き方法をシーン別にご紹介します。

注意点など解説しますので正しい染み抜き方法をマスターしましょう!今すぐ染み抜き方法を知りたい方はこちらから!

コーヒーの染み抜きは時間がたったものでも大丈夫な訳

最初にお伝えしましたが、コーヒーの染み抜きは時間がたったものでも大丈夫です!

本当に時間がたったコーヒーのシミでも大丈夫?コーヒーって色が濃いし染み抜きできれいにするのは難しいでしょ!と疑いますよね。

なぜ、コーヒーのシミが落ちるのか、その疑問の答えはコーヒーのシミの特徴にあります。

シミにも種類があり、種類ごとに特徴もあります。シミの種類を大きく分けると以下の表の5種類です。

水溶性のシミ 水に溶けやすく、最も落としやすい。無糖のブラックコーヒーが水溶性のシミにあたる。
脂溶性のシミ 油分を含んでいる。ミルクが入ったコーヒー(カフェラテやカフェオレ)チョコレートやファンデーション、香水、口紅など。
不溶性のシミ 水にも油にも溶けない。墨汁やさび、泥やガムなどの汚れ。
混合系のシミ 水溶性の汚れの周りに脂溶性が重なったシミ。最も落としにくい汚れ。
タンパク質系のシミ 血液や汗などのタンパク質を含んだシミ。放置するとカビや異臭の原因になる。

コーヒーのシミは基本的に水溶性に分類されます。水溶性のシミは水に溶けるため、早い段階では水と洗剤で落とせます。

シミの中では1番簡単にシミを落とすことが可能です。

ミルクなどが入っていると脂溶性のシミですので、ブラックコーヒーなどの水溶性のシミとは違った方法で染み抜きをします。

コーヒーのシミには水溶性と脂溶性のシミがあるので、実際に染み抜きをする前に、コーヒーの染みがどのような成分なのかを知っておきましょう!

しかし、コーヒーは色素が濃いので時間がたつと服の繊維の奥まで入り込んでしまい、水と洗剤だけでは落としにくくなるので注意が必要です。

つまり、コーヒーもシミはなるべく早く落とすのが理想です。そうはいっても、外出時などはすぐに洗剤で洗うのは難しいですよね。

そんなときの応急処置の方法も紹介しますので安心してくださいね。応急処置ができなかったとしても大丈夫です。

時間がたったコーヒーのシミの落とし方も合わせて解説していきます。

服についたコーヒーの染み抜き前に確認すること

家にいてコーヒーをこぼしてしまったら急いで服を洗わなくては!と焦ってしまいますよね。しかし、焦って衣類を洗濯するのはNGです!

コーヒーのシミが落ちる前に服自体が色落ちしたり、形崩れをおこしたりトラブルが発生する可能性があります。

そんなトラブルを予防するために、次は染み抜きの前に行うことをお伝えします。

それは、服の洗濯表示と色落ちの確認をすることです!

服の洗濯表示を確認する

私は服を買う時や洗濯をする時、めったに洗濯表示を確認しません。いつもなんとなく服の触り心地で大丈夫だろうと思っています(笑)

しかしコーヒーの染み抜きをする時は、そんなことは言っていられません。

コーヒーの染み抜き前には服の洗濯表示の確認をお願いします。

洗濯機で洗えるマークがあるか、手洗いができるマークがあるかを見ます。つまり、水洗いが大丈夫なのかをチェックします。

服の洗濯表示に「水洗いができない」マークがある場合、シミは落とすことができても、服が色落ちする恐れがあります

水洗い不可のマーク一番右の桶に水が入っていて×印がついているものです。

そもそも水洗いができない衣類だと家での染み抜きは難しいです。

それでも私のように洗濯表示を見ないズボラさんは、洗濯機で洗っている服は水洗いできると思っていただいても大丈夫です(笑)

もし水洗いができないウールやシルクのデリケートな服にシミがついた場合は、自分で洗うのは難しいです。

クリーニングに出すことをおすすめします。また、「P」や「F」といった表記がある場合は、迷わずクリーニングに出しましょう

洗濯表示の「P」や「F」は、どちらも「クリーニング」の際に使われる表示で、クリーニングで使う溶剤を指定しています。

絶対に自分で染み抜きができないわけではありません。

しかし、生地が縮んだり色落ちしたりといった恐れがあるので、プロに頼んだ方が安心です。

色落ちしないかを確認する

また、染み抜きを行う前に、服の目立たないところに洗剤をつけて、色落ちしないかを確認することも重要です。

もしも、色があせてしまったり、変色してしまったりする場合は、自分で洗うのはおすすめしません。

中性洗剤を使う場合は基本的には大丈夫なので、不安な場合は行いましょう。

コーヒーの染み抜きの方法をシーン別でご紹介

コーヒーの染み抜きの方法をシーン別でご紹介していきます!

染み抜きに必要なもの

コーヒーの染み抜きに必要なものをそろえていきましょう!

  • 食器用中性洗剤(キュキュットなど)
  • 歯ブラシ(綿棒でも可)
  • タオルやハンカチ(キッチンペーパーでも可)
  • ぬるま湯

コーヒーのシミは水溶性なので、自宅にある食器用の中性洗剤できれいに落とせます。食品の汚れは食品用の洗剤が1番です!

食器用の中性洗剤は、肌に優しく作られているので、服の生地への負担も少ないです。

ヨレたり伸び縮みしたりする心配もないので安心して使用できます。

基本的にはこれで対処が可能ですが、時間がたってしまったのであれば、漂白剤も用意するとよいかもしれません。

まずは基本的なコーヒーの染み抜きの方法からご紹介します。

  1. ぬるま湯で洗う

まずは、シミのついている部分をぬるま湯で洗いましょう。

  1. 裏返してタオルやハンカチを挟む

シミはついた面の裏側から押し出すように落とすのが効果的!

作業しやすいように洋服を裏返します。裏返したらシミがついた部分にタオルが直接あたるようにはさみましょう。

  1. 洗剤をかけてなじませる

食器用の中性洗剤をシミの部分に直接たらして、指で軽くなじませます。

これだけでも、コーヒーの汚れがどんどん浮いてきます。

絶対にこすらないようにしましょう。繊維にコーヒーの成分が染み込んでしまい、より見た目が汚くなってしまいます。

  1. 歯ブラシや綿棒などでたたく

歯ブラシや綿棒などで軽くトントンたたきながら落とします。繊維に入りこんだコーヒーをタオルに移し出すイメージ!

このとき、染みの外側から内側に向かって、たたくと染みが広がりません。

シミが広がらないように、中心に向かって進めるときれいにシミを取り除けます。

  1. ぬるま湯ですすぐ

洗面器かシンクにぬるま湯を張り、洗剤をすすぎます。ざっくり洗剤が流れたらOKです。

シミが残っていないかをチェックしましょう。まだまだシミが残るようであれば、手順3.4を何度か繰り返します。

シミがうっすら残っているくらいなら洗濯機の仕上げで十分きれいになります。

そのため、手作業による染み抜きは終わりにして大丈夫です。

  1. 洗濯する

染み抜きが済んだら、そのまま通常通り洗濯機を使い洗いましょう。

これだけでどこにシミがあったかわからないくらい、シミの跡形もなくきれいになります。

基本の流れは「食器用の中性洗剤で汚れをゆるませ、洗濯する」だけです。

やり方は単純なのでしっかり落としましょう。5分もかからず、簡単にコーヒーの染み抜きができます。

時間がたったコーヒーの染み抜き方法

一番初めに食器用の中性洗剤を使ったコーヒーの染みの抜き方法を紹介しましたが、それでもシミが落ちない…。なんてこともあるかと思います。

これは時間がたったことで、コーヒーの色素が服の繊維にまで浸透してしまったことが原因です。

そのような場合は、漂白剤を使って染み抜きをしましょう。

必ず塩素系漂白剤ではなく、酸素系漂白剤を使ってください。

塩素系漂白剤は漂白力が強いため、服の色や柄が落ちたり、洋服自体が変形してしまったりする可能性があり染み抜きにはNGです。

また、塩素系漂白剤は有毒ガスの発生を促してしまうため、使わないようにしてください。

ラテやカプチーノなどミルクが入っているコーヒーの染み抜き方法も同様です。では、以下のものを用意しましょう。

  • 酸素系漂白剤
  • タオル
  • ドライヤー
  • ぬるま湯

時間がたったコーヒーの染み抜き方法は以下の通りです。

  1. 漂白剤を薄める

    パッケージを確認します。粉末タイプの酸素系漂白剤は、一般的には水2リットルに対して大さじ1杯15gの割合で薄めます。

    液体タイプの漂白剤の場合は、種類ごとに薄めるもの、そのまま使うものそれぞれあるため確認しましょう。

  2. コーヒーの染みの部分に直接酸素系漂白剤をたらす
  3. ドライヤーで10秒ほど酸素系漂白剤をたらした部分を加熱する
  4. シミの部分をぬるま湯に押し込み洗う
  5. 水ですすいで漂白剤を落とす
  6. 洗濯機にかける

酸素系の漂白剤は、主成分が過酸化水素水なので安全性が高いです。そのため、そのまま服の生地にたらして使用できます。

ただし、長時間生地についたままだと色落ちしてしまう可能性があるので様子を見ながら染み抜きしてくださいね。

この作業で、コーヒーの染みはほとんど落ちますが、もしも、落とせなかった場合は、プロのクリーニング屋さんに染み抜きをお任せしましょう。

出先でのコーヒーのシミの応急処置

出先でコーヒーの染みができてしまっても、すぐに洗剤で洗うことはできませんよね。

そんな時は応急処置!帰宅して洗った時にシミが落ちやすくなります。

以下は、すぐに実践できる応急処置の染み抜き方法です。

  1. 乾いたハンカチやペーパーでコーヒーの染みが付いた部分を軽くたたく
  2. おしぼりや水でぬらしたハンカチで、軽くたたく
  3. 乾いたハンカチやペーパーで染みの部分の水分を取る

裏側に別の布やペーパーをあてて汚れを移せると完璧です!こすると汚れが伸びるので注意してくださいね。

外出先だと道具もないですから、代用できるもので行いましょう。そして帰宅したらすぐに染み抜きをしてください。

コーヒーのシミがカーペットにできた時の染み抜き方法

うっかりカップを落としてしまったり、倒してしまったりということはどうしても起きてしまいますよね。

カーペットって洗濯機にかけられないものもあるし…

洗濯できなくても、カーペットについたシミなら次の手順で簡単にきれいにできます。すぐに以下のものを用意して染み抜きをしましょう!

  • ティッシュまたはキッチンペーパー
  • タオルもしくは雑巾
  • 食器用の中性洗剤
  1. こぼしてしまったコーヒーをキッチンペーパーやタオルで拭く
  2. タオルか雑巾を水でぬらし、固くしぼったタオルや雑巾に食器用の中性洗剤を数滴たらす
  3. コーヒーがこぼれた部分をたたいて拭き取る
  4. 3のタオルや雑巾を水洗いして固く絞ってからコーヒーがこぼれた部分をたたいて拭き取る
  5. 別の乾いたタオルか雑巾で残った水分を拭き取る

洗剤で拭き取るときにこするとシミが広がるので、たたいて拭き取るようにしましょう。タオルや雑巾にシミを移すイメージで行ってください!

本についたコーヒーの染み抜き方法

まさか本まで染み抜きできるなんておどろきですね。

先にネタバレをしてしまうと、服などの染み抜き方法に比べると手間がかかります…お許しください。

今回は、ごく身近なものでできる染み抜き方法をご紹介します。

  • キッチン用漂白剤
  • ティッシュ(コットンまたはガーゼなどがあればさらに良い)
  • 割り箸
  1. 本のカバーを外し、こぼれたコーヒーをティッシュで拭き取る。
  2. シミは1ページずつ取ります。シミを取りたいページの裏に紙をはさむ。
  3. コットン・ガーゼ・ティッシュいずれか自宅にあるものに、キッチン用の漂白剤を染みこませる。
  4. 素手で触らないように3を割りばしに挟み、シミの部分をトントンとたたきながら染みを取っていく。
  5. 水でぬらしたティッシュを準備して、割りばしではさみ、漂白剤で染み取りした部分をトントンしながら、漂白剤を落とします。
  6. ページを乾かす。自然乾燥でもよいですが、しわが気になる方は100度に設定したヘアアイロンで乾かすと、ページがよれることがなくパリっと乾きます。

ポイントは、3を行う際に、こすらないこと!(ダメージや破れを防ぎます)必ず優しくたたきましょう

そうすることできれいにシミをとることができます!

本の染み抜きは、紙質や経過した時間などによって、効果に差が出るかと思いますので、試す場合は自己責任でお願いします。

車についたコーヒーのシミの染み抜き方法

車に乗っていて飲み物をこぼしてしまうことってあるあるですよね。実際に私も車内で飲み物をこぼすことが1番多いかもしれません…

自動車内のシートは、ぬれたままにしておくとカビが生えてしまいます。水気を十分に取るよう注意しながら、染み抜きをしましょう!

用意するものは布だけです。染み抜き方法はこちら!

  1. ぬれた布で、汚れをたたくようにして拭き取る
  2. 染みの上に蒸しタオルを置く
  3. 乾いた布できれいに拭く

染みが濃いときなどには、乾いた布に酸素系漂白剤を垂らして拭き取ってみてください。

拭き取りで落ちない場合は、温めたタオルで軽くたたくようにして拭き取り、乾いた布で仕上げをします。

車のシートは丈夫ですが、漂白剤を使うと痛む可能性もあります。

染み抜きを行うときは、まず狭い範囲で使って大丈夫なことを確かめてくださいね!

コーヒーの染み抜きで服は傷まないの?

コーヒーの染み抜きをすると服が傷んだり、縮んだり、色落ちしたりしないか心配になりますよね。

私もどちらかというと、コーヒーなどのシミができたら新しいものに替えようと思うタイプでした。

しかし、コーヒーの染み抜きをしたからといって極端に服が伸び縮みしたり、毛羽立ったりしません!

その理由は、「キュキュット」などの「中性」の洗剤を使うことがポイントです!

おしゃれ着を洗うための「エマール」や「アクロン」なども「中性」の洗剤で、手肌や素材を傷めずに汚れを落とすことができます。

「ジョイ」などの弱アルカリ性の洗剤を使ってもいいのですが、少しだけ服に負荷がかかることは覚えておきましょう。

素材に強度がある場合は弱アルカリ性を用意するとよりきれいに落とせます。

基本的にコーヒーの染み抜きをする場合は、中性洗剤のほうが生地に負担がかかりにくいためおすすめです。

まとめ

  • コーヒーの染み抜きは時間がたったものでも落とせます!
  • コーヒーのシミは水溶性、ミルクなどが入っていると脂溶性。
  • 染み抜きをする前に水洗いが大丈夫か洗濯表示を確認しよう。
  • 染み抜きをする前に服が色落ちしないかを確認しよう。
  • 染み抜きの基本のながれは「洗剤でシミを浮かせ、拭き取る」
  • コーヒーの染み抜きは食器用中性洗剤がおすすめ。
  • 時間がたったシミには塩素系漂白剤がおすすめ。
  • コーヒーの染み抜きで服は傷まない。

コーヒーが洋服につくと、「やってしまった!」と諦めモードになってしまいがちですが、すぐに正しい方法で対処すれば落とせます。

たとえ、時間がたったとしても諦めずに染み抜きをしてみてください。

ぜひ、コーヒーの染み抜きの方法を実践してシミを落としましょう!

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