あなたは自分はどうして仕事が出来ないのだろうと、辛い思いを抱えていませんか?
私も過去に事務職で仕事をしていたとき、前任者が弁護士さんであまりに優秀だったので、自分は仕事が出来ないんだと思った事があります。
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仕事が出来ない原因は、2パターンあります。
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仕事が出来ないので辛いと自分を責める前に、もしかしたら環境のせいでもあるかもしれないと考えても良いのです。
全部自分のせいにしないでください。
仕事が出来ない原因と対処法が分かれば、心が疲弊してしまう前にあなたの辛いストレスは和らぐはず。
この記事で仕事が出来ない原因を知って、改善のヒントになれば嬉しいです。
目次
仕事が出来ないので辛いと思い悩むあなたへ
あなたは今、なぜ仕事が出来ないと思っていますか?
- 周りに優秀な人がいるから
- 教えられたことがすぐにできないから
- 仕事量が多すぎるから
- スキルが不足しているから
理由はさまざまですが、辛いと感じてしまうのは精神的にしんどいですよね。
この章では、仕事が出来ない原因を自分にある場合の【性格】と【行動】を知ることによって、辛い思いを軽減できるよう探っていきます。
原因が自分の【性格】にある場合
なぜ自分は仕事が出来ないのだろう…と少し考えてみます。
仕事ができない原因 |
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1.仕事が遅い
仕事が遅いのはなぜ?
- マイペースだから
- 責任感が弱いから
- 細かいことを気にするから
- 頼まれたことを断れないから
- 嫌なことは後回しにするから
2.周りとコミュニケーションがとれていない
- ホウレンソウ(報告・連絡・相談)の徹底をする
- 周りの人との情報共有をし、仕事が出来ない状況を脱する
- 積極的に意思疎通をとり、いざ何か間違いが見つかっても上司や他の社員が気づける
3.スキルが不足している
- 得意分野でスキルを高める
- 苦手な仕事については放置せず、先輩や同僚と交換したり自分自身も勉強したりする
- 苦手な仕事でも経験を積むうちに、人並みには働けるようになる
4.スケジュール管理ができない
- いくつかの仕事を同時進行してこなさなければならない
- 優先順位の高いものを考えてすすめる
- 納期や優先度、難易度などを考慮せず行きあたりばったりで仕事をしない
原因が自分の【行動】にある場合
性格はその人自身に備わっているものですが、行動はすぐに変えられます。
仕事が遅い人に共通する【行動】に気づいて、改善に役立てましょう。
- 計画を立てない
- 整理整頓をしない
- 何でも調べようとする
- 言われたことだけをやる
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仕事が出来ない特徴と出来る特徴それぞれ解説
一方で、仕事が出来る人は仕事が出来ない人と比べ、どんな特徴があるのでしょうか。
仕事が出来る人の特徴を知ることで、仕事を速くこなせるイメージが掴みやすくなり、改善するヒントにしてみてください。
仕事が出来る人に共通する5つの特徴
- 判断するのが速い
- 人に仕事を振れる
- 探す時間が少ない
- まわりがよく見えている
- 力の抜き方がうまい
では説明していきます。
~1.判断するのが速い~
仕事が速い人は、「判断が速い」という特徴を持っています。
仕事上で出てくる選択に対して、時間をかけずにすばやく判断するので仕事が遅くなることがありません。
仕事が速い人は判断に必要な情報を把握しています。
判断したあとに問題があれば、その都度修正していく考えを持っています。
仕事が速い人は、スピード感を持って判断して、仕事に取り組んでいます。
~2.人に仕事を振れる~
仕事が速い人は、人に仕事を振れるという特徴があります。
他の人の状況をよく見ているので、余裕がある人に仕事を振って効率的にすすめていけます。
周囲の協力を得て、仕事がはかどり時間を上手に使えます。
周りの人が手持ち無沙汰になりやることがないという無駄もなくなります。
~3.探す時間が少ない~
仕事が速い人は、探し物をする時間が少ないです。
普段から仕事に必要なものを把握・整理しているので、すぐに取り出せるようにしています。
パソコン上でもファイルごとにまとめ、タグを付けて見分けやすくするなど工夫しています。
すぐに見つけられるよう探しものの時間を、最小限に抑えています。
無駄な時間がなくなり、やるべきことに集中できるので、仕事を早くこなせます。
~4.まわりがよく見えている~
仕事が速い人は、まわりがよく見えていることも、特徴の一つです。
周囲の仕事状況や、自分の仕事の意義を把握しており、仕事を効率的にすすめることができます。
目の前の仕事だけでなく、広い視野を持って仕事を捉えることができます。
どのように仕事に取り組めばいいのかが分かるのです。
まわりを見ながら効率的に仕事をすれば、少ない時間で最大限の成果をだせるようになります。
~5.力の抜き方がうまい~
仕事が速い人は、力の抜き方が上手いことも特徴に挙げられます。
仕事には必ず抑えなければいけない重要な部分と、それほど重要ではない部分があります。
重要ではない部分は程よく力を抜き、重要な部分には注力すると効率的に仕事をすることができます。
仕事の重要度により、時間を上手に使い分けることができるでしょう。
力の抜き方のさじ加減が分かれば、必要以上に時間をかけることもなくなります。
仕事が出来ない「仕事が遅い」から抜け出す改善方法
この章では「仕事が遅い人」のレッテルを貼られないよう改善方法を7つご紹介します。
「仕事が出来ない」ことと「仕事が遅い」ことは、関連しやすく、スピード感をもって動けるように原因を探ってみましょう。
- スケジュールを立てる
- 優先順位を決める
- 効率化を意識する
- 不明点はすぐに確認する
- 自分がすべきこと以外は断る
- 整理整頓を心がける
- PC操作を速くする
1.スケジュールを立てる
仕事を始める時は、最初にスケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てると、仕事のすすめ方が分かります。
たとえば、上司の確認が必要なときは、納品の期限に間に合うようにスケジュールをあわせなければなりません。
無計画に上司に確認をお願いすると、お互いの予定が合わずに期限に間に合わない可能性が出てきます。
スケジュールを立てると、スムーズに仕事をすすめられるようになり、時間の無駄がなくなります。
2.優先順位を決める
優先順位を決めると、仕事を効率的にすすめることができます。
優先順位を決めると、時間と手間の無駄を最小限にして仕事ができます。
仕事をどのように順番を決めておこなうかで、効率が変わってきます。
3.効率化を意識する
仕事を速くするために、効率化を意識しましょう。
効率化をはかり今の仕事の無駄をなくすだけでも、時間はかなり短縮されます。
例えば、業務やスケジュールの共有ツールをチームで活用すれば、報告メールをうつ手間が省けるでしょう。
仕事上のノウハウをまとめてマニュアル化したり、手があいている人に仕事を頼んだり、効率化の工夫はたくさんできます。
4.不明点はすぐに確認する
仕事を速くこなしたいなら、仕事上の不明点はすぐに確認することを意識しましょう。
分からないと迷っている時間は、とてももったいないです。
すぐに分かる人に聞き解決していきましょう。
5.自分がすべきこと以外は断る
自分がするべき仕事以外は断りましょう。
自分の仕事に集中すれば、仕事は早く終えられます。
突発的な仕事を抱えてしまうと、優先順位やスケジュールを立てるのが難しいです。
自分がこなせる以上の仕事は断り、現在抱えている仕事に注力しましょう。
仕事を断るのは最初は勇気が必要ですよね。
6.整理整頓を心がける
探し物をしている時間はもったいないので、整理整頓をしましょう。
よく使う物の置き場を決めておくと、必要なときに取り出しやすくなります。
仕事上の重要な書類はファイルを活用し、インデックスを使ってどこに何があるかを分かりやすくしておくのがおすすめです。
7.パソコン操作を速くする
普段パソコンを使うなら、操作を速く設定することで作業するスピードアップができます。
パソコン操作では、ショートカットキーを使いこなせると便利です。
仕事が遅い人に共通する5つの特徴を知る
仕事が遅い人には、仕事が遅いはっきりとした原因があります。
原因を知ることで仕事の遅さを改善する方法が分かるようになります。
では仕事が遅い原因を詳しく見ていきましょう。
- 仕事の全体像が見えてない
- 時間を気にしていない
- 意思決定が遅い
- 報連相ができない
- 同じミスを繰り返す
それでは説明していきます。
仕事の全体を見ずに、目の前の仕事をやればどの部分にどれだけの時間をかけるべきかがわかりません。
重要ではない部分に時間をかけるので、そのぶん仕事が遅くなってしまいます。
仕事を速くこなすなら、全体像を把握して、目の前の仕事に過不足なく取り組まなければなりません。
時間を意識する時としない時では、時間に対する作業のスピードがかなり変わります。
なんとなく仕事をしていると5分、10分あっという間に過ぎてしまいます。
時間を意識していれば5分でできること、10分でできることを考えて、テキパキと行動できます。
時間を気にしないことは、仕事が遅くなる原因になります。
仕事をしていると、いろいろな場面で選択の機会がでてきます。
選択のたびに意思決定をしていかなければなりません。
- ミーティングの日程をAとBのどちらにするか
- プレゼンでどちらの案を発表するか
選択に迷う時間が遅いと、仕事は遅くなります。
したがって意思決定の速さが、仕事の速さにつながってくるのです。
報連相とは、仕事する上で必要なコミュニケーションで「報告・連絡・相談」の頭文字をとっています。
マメな報連相は、重要な連絡や大きな修正のスムーズな確認に繋がります。
報連相ができていないと、あとになって修正のやり直しとなり、時間が無駄になることも考えられます。
報連相によって情報の共有をマメに行うと、無駄を減らすことができます。
報連相をしなければ、修正や変更に迅速に対応できないので、仕事に時間がかかってしまいます。
本来は防げたはずのケアレスミスによって、あとから必要以上に修正に時間が取られるということです。
ミスは誰でもあるものですが、大切なのは、ミスを反省して次に生かし、繰り返さないことです。
同じミスを繰り返すほど時間が余計にかかるので、仕事が遅くなる原因になってしまいます。
仕事が出来ないと病気を誘発?!経験からの学び
周りの人や環境が、一人の人を追い込みつぶすのはとても簡単なことだと私は経験から学びました。
最終的には仕事が出来る出来ないにかかわらず、メンタルの強さは必要だと実感しています。
どんなに強そうで前向きな人でも、人間はデリケートにできていて、気づかぬうちに病気になってしまうこともあります。
うつ病やADHDは誰でもなり得る?!2つの体験談
実際に病気になった家族や親せき、友達を何人も見てきた私の経験談を2つお話します。
みんな頑張り屋さんであるゆえに、病気になってしまいました。
働き方改革が行われていない時代の話ですので、今は改善されていることをご了承ください。
【体験談1】優秀で仕事が出来る人でも、メンタルが崩壊することがある
自慢をするつもりはないですが、高学歴で一流企業に入社した主人の話です。
主人はバリバリ仕事ができ、上司からも頼りにされるエンジニアでした。
入社4年目、当時日本で3本の指に入る多忙な会社と言われていた会社に出向になりました。
生まれ育った関西の土地を離れることが初めてだった私達家族。
出向先の過労死が多いと言われる中部地方の某場所への引越しの不安もありました。
でも、大役を任された主人に一緒についていくことにしました。
新天地で仕事をする前日の深夜まで本社で引継ぎをし、身辺整理をしていました。
翌朝8時には新しい出向先の会社のデスクに座っていました。
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私の方は友達もすぐにでき、出向先の自然豊かな環境の中部地方のその土地をとても気に入りました。
一方、主人は慣れない会社で、慣れない仕事、慣れない人の中で頑張っていました。
毎日朝7時に出勤し、帰宅が翌朝4時という働き方が続いていました。
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当然だんだん主人の様子がおかしくなっていきます。
最初に表れた症状は、夜眠れなくなる事、次に無表情になっていきました。
仕事が出来る優秀な人で、メンタルが強靭な主人がうつ病になってしまったのです。
20年前の当時、うつ病という言葉があまり一般的には浸透していませんでした。
ネットで調べたり、看護師の友人にも話を聞いたりして、主人は充分うつ病に該当していました。
私は早く主人を精神科の病院へ連れていかなければと必死でした。
プライドの高い本人はなかなか病院へ行ってくれませんでした。
楽天的な性格でメンタルが強靭な自分が、まさか精神的な病気になる訳がないと認めないのです。
それから症状がどんどん進み、会社命令で1年11カ月で関西にある本社に戻れたのでした。
2年契約での出向で、あと少しでしたが、その少しを無理していたらどうなっていたか分かりません。
ですがこれで一件落着とはいかず、そこからがうつ病との本当の闘いになりました。
通常に戻るのに10年はかかりましたが、今も完全にうつ病になる前の主人に戻ることはないと思います。
(学んだ事)
一度うつ病が発症し、深く進行してしまうと、一生付き合っていく病気になります。
仕事が出来ても頑張りすぎると、気づかぬうちに取り返しがつかないほど病気が進行してしまいます。
程よく手を抜くことを覚えなければならないと思いました。
【体験談2】いじめ体質な職場にもかかわらず、仕事が出来ないのに辛いと思わない人
私自身も直接目の当たりにしたいじめ体質な職場がありました。
すでに在籍していた人がターゲットにされ、いじめにあっているのを間近で見ました。
入社して1週間程でおかしいな職場だなと気づきました。
しかし一緒に入った人がすぐにやめてしまったので、私は辞めるに辞められませんでした。
私が入るまで、そのターゲットにされていた人は誰とも話さず、人をさけるような行動をとっていました。
すでに2年目で頑張っていました。
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それでもその彼女と根気よくコミュニケーションを図って、やっと自然に話せるようになりました。
彼女は確かに細かいミスをよくします。
それによって仕事が出来ないレッテルを貼られやすくなりました。
何かミスがでてきたら、彼女が原因でなくてもすべて彼女のせいにされてしまうのです。
具体的には省略しますが、ミスをするとひどい陰口も言われていました。
このままでは彼女は病気になってしまうのでは?!と思い心配しました。
他の人に聞くと「自分がやられるので一緒にいじめる」と言っていたのは、衝撃だったのを覚えています。
私は断じて屈したくなかったので、ある日、思い切って上司に相談してみました。
ですが、あとから気づいたのですが、実はその上司が率先して水面下でいじめを煽ってることが分かりました。
もうこうなると根っこが腐っていたので、私一人の力では、どうしようもありませんでした。
居続けたら陰湿すぎて傍観者の私の方が病気になりそうでしたので、去るのが賢明だと思いました。
去り方にも気を使い、誰も咎めることもせず1年後私は無事に退社することができました。
一方その彼女は仕事が出来なくても辛いとも思わず、きっと今でも頑張っているでしょう。
(学んだ事)
彼女のように自分は仕事が出来ないとあっさり認め、いじめられていると捉えない人もいます。
仕事が出来ないと周りに迷惑がかかってしまうのですが、自分の捉え方によって深刻にならずに済むのだと思った一件でした。
原因が【周囲や環境】にある場合
- 主導権のある立場の人から、ターゲットにされて印象操作される
- パワハラ気質な上司の性格に難あり、質問・相談できる雰囲気ではない
- 期待していると言いながら、無理難題を与えてくる
これらをあっさりかわせる人、気づかない人もいますが、万人がこれらを受け止め、流せる人ばかりではないですよね。
また昭和の時代と令和の時代では考え方が違い、昔は通用しても、今はパワハラになることが増えました。
仕事が出来ないのを改善?!メンタルを鍛えて強くなる
仕事が出来ない事で周りにチクチクと言われると思います。
辛いと落ち込むのもよく分かりますが、気を付けないといけないことに注意すれば、あとは必要以上に悩まないでください。
ここではメンタルを強くし、ブレない自分を作ることも改善方法の一つだと提案します。
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①他人と自分の能力を比べない
- スキルが充分な10年勤めている先輩と入社して数年の自分の力不足を比べない
- 優秀で仕事が出来る同期と自分を比べるのもNG
- 比べるのは1か月前の自分
- 過去の自分と比べて成長しているなと感じたらOK
②失敗は成長の糧と捉える
- 誰にでも失敗はあるということを意識する
- ミスから多くを学ぶ姿勢を持つ
- 失敗経験も決して無駄にはなりらず、得た事柄が生きると前向きにとらえる
③楽観的になる
- 自分は完璧主義かもしれないと思う人は、少し楽観的になる
- 100点満点中100点をとるのではなく、70点の合格ラインでOK
- 仕事が出来ない中でも最善を尽くしたらあとは「まあいいか」と言ってみる
【最終判断!】転職を考えてみる
効率よく進める工夫を行っていながら、仕事が出来ない状況が変わらず改善されないこともあります。
仕事が出来ない原因は「自分の持つ能力と仕事との相性が良くない」ことも考えられます。
思い切って転職をしてみるのも改善する1つの方法といえるでしょう。
まとめ
- 仕事が出来ない原因が自分の性格、行動にあることを分析する
- 仕事が出来る人を参考にする
- 仕事が遅い人は改善と特徴を知って対策する
- 仕事が出来ても出来なくてもうつ病は誰でもなり得る
- 仕事が出来る・出来ないにかかわらず、辛いと捉えるかどうかはその人による
- 他人と自分を比べず、失敗しても成長の種だと感謝し、楽天的にとらえる
- 最善を尽くしても仕事が出来なくて辛いと思うなら、転職も考えてみる
仕事が「出来る・出来ない」、辛いと「思う・思わない」は捉え方次第で人によるのだと思いました。
さまざまな要因が重なり、仕事が出来る・出来ない人がいます。
最善を尽くしたらそれ以上はあまり考えず、自分が自分を信じてあげることが大切だと思いました。