庭や玄関周りの雑草、見えないフリをしたり、草抜きを後回しにしたりしていませんか?
しかし雑草は早く対処しないと、どんどん手が付けられなくなっていきます…。
そんな人には除草剤をおすすめします♪
除草剤はホームセンターで購入するのがおすすめ!
ホームセンターは除草剤の取扱が豊富なため、自分にあった除草剤が見つけやすいんです♪
実は除草剤…法律によって選び方や、撒き方が定められているのをご存知ですか?
ただホームセンターは、除草剤の取扱が豊富ゆえ、どれを買えばいいのか迷うことも…。
今回はホームセンターで購入できるおすすめの除草剤TOP5、選び方、撒き方などを解説します。
その雑草、除草剤を使ってスッキリしませんか?
目次
除草剤をホームセンターで買いたい人へおすすめ品TOP5
除草剤を選びに行くなら、ホームセンターがおすすめ。
ホームセンターでは、除草剤だけでなく散布アイテムや、作業用品なども揃えられます♪
今回は、ホームセンターで取扱の多い除草剤をピックアップ!
その中でも初心者の人に使いやすく、安全性の高い除草剤を選びました。
除草剤 | 取扱ホームセンター |
---|---|
ラウンドアップ マックスロード |
コメリ、コーナン、DCMカーマ、 |
ネコソギエースV粒剤 | カインズ、ナフコなど |
サンフーロン | コーナン、ビバホームなど |
アースガーデン おうちの草コロリ |
コーナン、DCMカーマ、 |
速効除草剤 |
コメリ、コーナン、DCMカーマ |
ところで今回驚いたのは、ホームセンターが除草剤を予想以上に取り揃えていたことです!
特に除草剤の品揃えが多いと感じたのは、ホームセンター「コーナン」。
コーナンは独自の流通網を持っているため、商品の充実度が高いのが特徴です。
なおホームセンターの多くは、オンラインショップを併設しています。
除草剤を買いに行く時間が無いという人は、ホームセンターのオンラインショップを利用するのがおすすめ!
第1位:【ラウンドアップマックスロード】
おすすめポイント |
---|
|
注意点 |
|
除草剤に迷ったら、どこにでも使える【ラウンドアップマックスロード】がおすすめ!
実は除草剤の種類によっては、撒いてはいけない場所があります。
詳しくはコチラでご紹介いたしますが、除草剤の種類ごとに撒いてはいけない場所が存在し、守らない場合は法律違反となります。
【ラウンドアップマックスロード】は、農薬として安全性の高い除草剤です。
農耕地・非農耕地ともに使用可能で、使い勝手が良いのも嬉しいポイント♪
【ラウンドアップマックスロード】は、水で薄めて使う希釈タイプのため、ジョウロや機械を使って撒きます。
希釈せずに使える【マックスロードAL】シリーズもありますが、使える場所が限定されるため、買い間違いにご注意ください。
第2位:【ネコソギエースV粒剤】
おすすめポイント |
---|
|
注意点 |
|
家庭用で粒状の除草剤を使うなら、【ネコソギエースV粒剤】が手軽でおすすめ!
【ネコソギエースV粒剤】は除草しながらも、これから生えてくる草を予防する除草剤です。
20cm未満の雑草を枯らしながらも、これから生えてくる雑草を予防する効果があります。
除草効果が4~6ヶ月持続するため、1年に2回程度撒くだけの手軽さも大人気です♪
第3位:【サンフーロン】
おすすめポイント |
---|
|
注意点 |
|
【サンフーロン】は高品質・低価格な除草剤を求める人におすすめです!
【サンフーロン】は「ラウンドアップマックスロード」のジェネリック除草剤として有名。
- 特許期限が切れた有効成分を使い、ほぼ同じ効果が発揮されるように作られた除草剤
- 開発によるコストがかからないため、高品質の除草剤を低価格で手に入れられる
ジェネリック除草剤である【サンフーロン】は、元になった「ラウンドアップマックスロード」より、約3000円安く購入できる場合があります。
農薬登録がある【サンフーロン】は、場所を気にせず撒けるのもポイント♪
ただし「ラウンドアップマックスロード」より成分吸収率が低いため、雨には注意しましょう。
第4位:【アースガーデンおうちの草コロリ】
おすすめポイント |
---|
|
注意点 |
|
子どもやペットへの影響が少ない除草剤なら【アースガーデンおうちの草コロリ】がおすすめです!
特に屋外で遊ぶ機会の多い子どもや、犬への影響などが気になる場合は、成分がやさしい除草剤を選びたいところ。
【アースガーデンおうちの草コロリ】は食品成分で作られており、多少舐めても大丈夫なほど、人体やペットへの影響が少ない除草剤です。
成分がやさしいだけでなく、速効性が高いため、素早く安全に除草したい人にはピッタリ♪
ホームセンターでの取扱も多く、家庭用として使いやすい除草剤です。
第5位:【速効除草剤】
おすすめポイント |
---|
|
注意点 |
|
アイリスオーヤマの【速効除草剤】は、安価な除草剤を求める人におすすめ。
シャワーヘッドが付いているため、購入後すぐに撒けます。
しかしながら農薬登録の無い除草剤である点や、安全性が保証されていないという点が少々不安…。
安全性に重点を置きたい人には、あまりおすすめしません。
除草剤の安全性は農薬登録で分かる!正しい選び方とは?
除草剤が危険というイメージは、今なお根強くあります。
雑草を枯らすほどの成分を持った除草剤が、安全なわけがないと思いませんか?
実は農林水産省や国が、厳しい審査を設けて、安全性の高い除草剤の認定を行っています。
農林水産省によって安全性が認められた除草剤を選べば、使用に際して怖がる必要はありません。
反対に農林水産省によって認められていない除草剤は、安全性が定かでない場合があります。
農林水産省に認められた除草剤は、少し高価な場合が多いものの、安全性を考慮するなら欠かせない選択肢になります。
ただし上記の除草剤は、正しく使うことを前提に、安全性が保証されています。
除草剤に記載された使用方法を守り、安全に除草しましょう♪
安全性の高い除草剤を見分ける方法
除草剤を使うなら、少しでも安全性の高いものを選びたいところ。
農林水産省によって安全性が認められた除草剤は、パッケージに「農薬登録番号」が記載されています。
農薬登録番号は、農林水産省によって安全性、品質、効力などに問題なしと確認された証。
しかし安全性が高い除草剤でも、使用条件や使用方法を守らなければ意味がありません。
農薬登録番号だけでなく、自分の使いたい場所や、条件にあった除草剤であるかも確認しましょう。
農耕地用と非農耕地用の違い
除草剤の農薬登録番号を確認したら、次に見ておきたいのが使用場所。
除草剤は「農耕地用」と「非農耕地用」に分けられ、使用できる場所が違います。
それぞれに使用できる条件が定められており、従わないと法律違反になってしまいます。
- 農耕地用除草剤
→畑や、田んぼ、果樹園などの農作物がある場所に使用できる
- 非農耕地用除草剤
→駐車場や、お墓、道路など農作物を植えない場所に使用できる
農耕地用除草剤は、必ず農薬登録がされており、非農耕地にも使用できます。
しかし非農耕地用除草剤は、農耕地に使用できません。
非農耕地用除草剤は、「農薬として使用できない」という旨の記載が義務付けられており、こちらもパッケージで確認できます。
もし除草剤を使う場所が複数だったり、決まっていなかったりする場合は、農耕地用除草剤を買っておきましょう。
選択型と非選択型の違い
除草剤の成分は「選択型」と「非選択型」に分かれています。
- 選択型…特定の植物を除草し、残したい植物を枯らさずに残せる
- 非選択型…撒いた場所にあるすべての雑草を除草する
家庭用除草剤はほぼ非選択型のため、枯らしたくない部分を避けながら撒くことになります。
ただし芝生の中に生えている雑草など、枯らしたくない部分が明確なときは選択型がおすすめ。
最近では、非選択型の除草剤に耐性を持つ雑草が発見されているため、選択型の除草剤で対応したほうが良い場所もあります。
茎葉処理型と土壌処理型の違い
除草剤を撒くと、植物や作物が必ずしも植えられなくなるわけではありません。
除草後に植物や作物を植えたい場合は、生えている雑草にのみ作用する「茎葉処理型」の除草剤を選びましょう。
茎葉処理型 |
|
---|---|
土壌処理型 |
|
すでに雑草が生えている場合、いきなり土壌処理型の除草剤を撒いても効果はありません。
土壌処理型の除草剤を撒く前には、事前に丈の長い雑草を抜いておくことが必要です。
なお茎葉処理型と土壌処理型の除草剤を、組み合わせて使うのも効率的でおすすめ♪
除草剤の効果的な撒き方とは?ポイントは時期と天候!
除草剤を購入したら、すぐに撒きたいところですが、撒く時期や天候に気をつけないと効果が激減してしまいます。
「茎葉処理型」は春~夏の年2回、「土壌処理型」は夏・冬の年2回、ともに風のない晴れた日に撒くのが、除草剤の効果的な撒き方。
風や雨で除草剤が流れたり、移動したりしないよう、天候にも気を配りましょう。
除草剤を夏場に撒くときや、素早く撒きたいときは、「噴霧器」や「散粒機」など散布アイテムを使うのもおすすめの撒き方です。
散布アイテムは、除草剤を均等に撒く効果もあるため、除草剤の効果を最大限に発揮しやすい点もメリット!
ここでは除草剤の効果的な撒き方や、散布アイテム、服装などについてご紹介いたします。
除草剤は1年に2回程度撒くと効果的
除草剤は年1~2回、風のない晴れた日に撒くのがおすすめ。
せっかく除草剤を使うなら、しっかり効果が得られるタイミングで撒きましょう♪
- 茎葉処理型…3~9月の年2回程度
- 土壌処理型…2~3月に1回、8~10月に1回
雨の日に撒いてしまうと、効果が発揮できなかったり、成分が近隣へ流れ出してしまったりするため注意が必要です。
除草剤は雨上がりに撒いても効果はありますが、茎葉処理型の場合は葉から上手く成分を取り入れられないことも。
粒状の除草剤は、風によって撒いた除草剤が移動して、効果にムラが出てしまう場合もあります。
そして重要なのは、メーカーが推奨する使用量(薬量・希釈水量)を守ること!
除草剤を推奨の希釈量以上に薄めて使うと、効果が十分に発揮されない恐れがあります。
濃度が濃いほど効果が高いわけではないため、必要以上に濃いのもNG。
また農薬取締法では、使用回数や希釈量などを守らない場合、法律違反となる旨が明記されています。
農薬登録されている除草剤を使う場合はもとより、登録外の除草剤を使う場合にも注意しましょう。
除草剤は噴霧器や散粒機で撒くと効率的!
除草剤を広範囲に撒くときや、大量に撒くときは散布アイテムを使うのがおすすめ。
散布アイテムを使うと、除草剤が均等に撒けるだけでなく、手間や時間の短縮にも繋がります。
特に夏など炎天下で作業する場合は、散布アイテムで効率よく除草剤を撒いていきましょう。
- 液状の除草剤…噴霧器で除草剤を霧状にして散布する
- 粒状の除草剤…散粒機で除草剤を飛ばすように散布する
左:噴霧器 右:散粒機
引用 株式会社フルプラ公式HP(噴霧器)
引用 みのる産業株式会社公式HP(散粒機)
引用 You Tube
噴霧器・散粒機ともに電動式と手動式が選べます。
電動式は手動式より作業効率が良く、除草剤をムラなく撒けるのが特徴です。
電池や充電が必要というデメリットはありますが、除草剤を撒く範囲が広いほど、電動式のメリットを感じられるはず!
一方で、除草剤を狭い範囲に撒くときや、使用量が少ないときには手動式が便利です。
除草剤の撒き方や使用量によって、電動式と手動式を使い分けましょう。
一般的に噴霧器は比較的安価で、電動式でも1万円以内で購入できるものが多いです。
噴霧器は背負ったり、肩に掛けたりするため、容量が大きいものを選ぶと作業効率が落ちやすくなります。
噴霧器の容量は7L前後を選ぶと、除草剤の重さが負担になりにくく、快適に作業できますよ♪
除草剤を撒く時は服装にも注意
除草剤を撒くときは、長袖や、メガネ、帽子、マスクなど除草剤が体に付かない服装を心がけましょう。
除草剤は粘膜からも侵入するため、メガネやマスクは専用品を使ったほうが安心です。
- 帽子
除草剤や直射日光から頭を守るために必要。
キャップタイプ・つば広タイプどちらでも使えます。
頭部・顔・首周辺を覆える、ネット付きのガーデンハットがおすすめ!
- メガネ
除草剤の侵入を防ぐために、保護メガネ(ゴーグルタイプ)を使いましょう。
日常使いのメガネは、隙間から除草剤が侵入したり、破損したりする恐れがあります。
視力が低い人には、度入りの保護メガネもおすすめ♪
- マスク
マスクは、農薬用のフィルター付きマスクを使うのがおすすめ。
農薬用マスクは鼻との隙間ができにくかったり、生地の密度が高かったりと、除草剤を吸い込まない造りになっています。
ホームセンターでは「農薬散布用マスク」や「防じんマスク」といった商品名で販売されています。
- 長袖・長ズボン
除草剤が付かないように、長袖・長ズボンを着用しましょう。
専用品ではなく、お手持ちの服でOK!
首元が開いている場合は、タオルを巻くなどして肌の露出に注意が必要です。
- 手袋
除草剤が染み込まない材質の手袋を使うと安心です。
手袋の材質は、天然ラテックス、ニトリルゴム、ウレタンなどがおすすめ♪
- 長靴
除草剤が靴に付着すると、変色や傷みに繋がります。
ゴム製の長靴であれば、除草剤が付いても、洗い流したり拭ったりできて安心です。
除草剤の撒き方によっては、足元が滑りやすくなるため、滑り止め付きの長靴がベスト!
除草剤の成分は肌に付いたり、吸い込んだりすると健康を害する恐れがあります。
万が一除草剤の使用後に、体の不調や異変を感じた場合は、速やかに受診しましょう。
まとめ
- ホームセンターは除草剤が豊富なだけでなく、作業に必要な道具なども揃えられる
- 【ラウンドアップマックスロード】は使う場所を問わないため、初心者におすすめ
- 安全性の高い除草剤を見分ける方法は、農薬登録の有無
- 農耕地用と非農耕地用を正しく選ばないと法律違反になる
- 除草剤は年2回程度、風のない晴れた日に撒くのが効果的
- 散布アイテムの導入は除草作業の効率化や、効果を発揮しやすくする
近年、ご近所トラブルの原因になることも多い雑草問題。
仕事や子育てなどで忙しい人にこそ、雑草問題を手軽に解決できる除草剤をおすすめします!
しかし除草剤は使い方を間違えると、法律違反のみならず、生態系を乱すなど環境破壊の原因にも繋がります。
除草剤を使うときは、正しく選んで使うことを十分に心がけましょう。