朝起きると皮脂がすごい!?嫌な病気が隠れているサインかもしれません

朝起きると皮脂がすごい!?と驚き、洗面所に行く。

顔や頭がベタベタしていて、洗っても時間が経つとまたベタベタする。

最近食生活が乱れていたり、不規則な生活を送っていたりしたから、朝起きると皮脂がすごいのかなと思っている方。

もちろん、食生活の乱れや不規則な生活で皮脂が多くなることもあります。

朝起きると皮脂がすごいのは「体からのSOSのサイン」で、皮脂がすごい状態が続くと嫌な病気になることもあります。

そのうち治ると思って放置しないでください!

悪化したら、朝起きると皮脂がすごいだけではなく、頭や背中が痛いといった症状が現れます。

すでにこの症状が現れている方は、病院での治療が必要になる場合もあります。

朝起きると皮脂がすごい場合に考えられる病気、原因、治療方法について解説します!


朝起きると皮脂がすごいし頭が痛い方は要注意!

朝起きると皮脂がすごいのは、年齢や食生活のせいかなと思っていませんか?

揚げ物などの油分が多い食べ物ばかり摂取していると、食生活が原因で皮脂が増えることもあります。

朝起きると皮脂がすごいし、それだけではなく頭が痛いと感じる方は「脂漏性皮膚炎」の可能性があります。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)の解説

脂漏性皮膚炎とは「頭や生え際」「顔面」など、皮脂の分泌が盛んな箇所に湿疹ができる病気です。

男性の皮脂の分泌量は女性の2~3倍も多いことから男性に多い病気と言われています。

皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が増殖することで、皮膚の炎症が起こり、湿疹ができます

カビが原因ですが、人にうつらないと言われているので、安心してください。

頭に湿疹ができると、頭が痛いと感じることがあります。

年齢に関係なく、赤ちゃんから大人まで起こる病気と言われています。

発症時期によって「成人型」と「乳児型」の2つのタイプがあり、原因も異なります。

「成人型」の原因
  • 皮脂の代謝異常、ホルモン異常、ビタミン不足、ストレス
  • 詳しいことは分かっていないと言われている
「乳児型」の原因
  • 乳児の2~5%にみられる日常的な疾患
  • 生後2~3週から出現し4~8カ月までに自然に治ると言われている

脂漏性皮膚炎が発症しやすい箇所は頭だけではなく、皮脂が多い場所に発症すると言われています。

発症しやすい場所
  • 頭皮、髪の生え際
  • 眉間、眉毛
  • 鼻の脇
  • 耳の中、後ろ
  • 背中の正中
  • 前胸、脇の下
よくある症状
  • 赤み、かゆみ、皮むけなどの症状
  • 頭皮に炎症が起こると皮膚が剥がれ、フケのようになる

脂漏性皮膚炎は治療で改善できると言われています。

【病院での主な治療法】

  • カビが原因で起きると考えられるため、抗真菌薬やステロイドが含まれた薬を処方する
  • 皮脂の分泌を抑えるために、ビタミンB2やビタミンB6の飲み薬を使用する
  • かゆみがひどい場合には、抗ヒスタミン薬の飲み薬を処方する

【生活習慣改善の治療法】

  • 十分な睡眠時間を確保する
  • ストレスを貯めこまないように適度に発散する
  • ビタミンB類を多く含む食品をしっかり摂取する

(例:牛乳、卵、レバー、しじみ、ほうれん草、トマト、キャベツなど)

  • コーヒーやアルコール、香辛料の摂取を控える
  • シャンプーが原因になっている場合があるため、シャンプーを変えてみる

頭が痛いと感じている場合はシャンプーの成分があっていないことが考えられます。

病院に行くと同時に、シャンプーを見直してみることをおすすめします。

洗浄力の強いシャンプーより、頭皮への刺激が弱いアミノ酸系シャンプーがおすすめ!

脂漏性皮膚炎が悪化したら、髪の毛が抜けやすくなることもあります。

脂漏性皮膚炎で脱毛症になることもある

脂漏性皮膚炎になると髪や頭皮が皮脂でベタ付き、洗ってもすぐに皮脂が分泌されます。

皮脂が過剰に分泌される状態が続くと、頭皮環境が悪化します。

例えば、頭皮にニキビができたり大きなフケの発生、赤みやかゆみ、湿疹、かさぶたができたりなど。

頭皮環境が悪化したら、頭が痛いと感じるうえに、髪が抜けやすくなります。

脂漏性皮膚炎が原因の脱毛症は、加齢による脱毛症とは異なるため、脂漏性皮膚炎が改善されると脱毛症も治ることがあります。

朝起きると、皮脂がすごいし、頭が痛いし、髪も抜けやすくなったなという方は、脂漏性皮膚炎を疑ってみてもよいかもしれません。


朝起きると皮脂がすごいし背中が痛いのは背中ニキビ?

背中は自分で確認するのが難しい箇所なので、初期の異変が起きても自分では気づきにくい場所ですね。

朝起きると皮脂がすごいし背中が痛い場合は、「体からのSOSのサイン」の1つと考えてもよいでしょう。

朝起きると皮脂がすごいし背中が痛い原因は、先ほど紹介した脂漏性皮膚炎の可能性もあります。

脂漏性皮膚炎の他に、原因として「背中ニキビ」の可能性も考えられます。

あなどってはいけない!背中ニキビ

「背中ニキビ」は言葉のとおり、ニキビが背中にできるという症状です。

思春期のニキビは顔にできることが多いですが、背中ニキビは年齢や性別に関係なく現れるのが特徴です。

背中は皮脂腺が多く、ニキビが発生しやすい箇所の一つと言われています。

背中ニキビが発生する原因の一つに皮脂の過剰分泌があります。

他にも不規則な生活による睡眠不足、食生活の乱れ、ストレス 、肌の乾燥などがあります。

症状が進行すると、炎症を起こして背中が痛いと感じたり、詰まった皮脂が酸化して黒くなったりします。

さらに悪化したら、炎症を起こしたニキビが化膿して膿がたまることもあります。

朝起きると皮脂がすごいし、背中が痛いという方は背中ニキビが悪化しているかもしれません。

自分でもできる!背中ニキビの改善方法

病院に行く前に自分でもできる背中ニキビの改善方法は主に3つ。

  • 背中の洗い方を工夫する
  • 背中に直接触れる衣類や寝具を清潔に保つ
  • 背中のケア、保湿をしっかりする

お風呂で髪を洗った時にシャンプーやトリートメントなどの洗い残しがあるとニキビができやすくなる原因となります。

シャンプーやトリートメントをしてから体を洗ったり、洗い残しが無いように洗い方や洗う順番を工夫したりすることが大切です。

皮膚を清潔な状態に保つことが大切なので、衣類や寝具はこまめに洗濯して清潔に保つようにしましょう。

衣類や寝具は吸湿性の高いものにするのがおすすめですが、注意点が1つあります。

ヒートテックなどの吸湿発熱繊維を使った衣類を肌着なしで着ると背中ニキビの原因となります。

吸湿発熱繊維は、汗など水分を吸収して暖めるという機能を持つ繊維です。

つまり、体の水分を吸収してしまう繊維ということです。

体の水分が吸収されると肌が乾燥しやすくなります。

肌が乾燥すると皮脂分泌が過剰になり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり背中ニキビの原因となります。

吸湿発熱繊維の衣類を着る場合は、地肌に直接触れないように肌着など上に重ねて着ることをおすすめします。

肌の乾燥を防ぐために、入浴後は背中も化粧水や乳液などでスキンケアをしましょう。

自分で色々やってみたけど、背中ニキビが治らない場合は、病院で治療することをおすすめします。

朝起きると皮脂がすごい原因は?悪玉コレステロール!

健康診断の受診結果で悪玉コレステロールの数値が悪かったことはありませんか?

実は、悪玉コレステロールと皮脂がすごいという症状は関係しています!

また、最近お酒を飲みすぎたり、カロリーの高い食生活が続いていたりする方も要注意です。

朝起きると皮脂がすごい原因は、「脂質異常症」の可能性があります。

脂質異常症(ししついじょうしょう)の解説

脂質異常症は別名、高脂血症とも呼ばれています。

脂質異常症の特徴は、血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪などの脂質が、一定の基準よりも多い状態です。

主な原因は食生活の乱れです。

脂質が他の人より多いため、皮脂が過剰分泌されて、朝起きると皮脂がすごいと感じることがあります。

脂質異常症の自覚症状は殆どなく、発見が遅れて、ある日突然心筋梗塞などの発作におそわれる人が少なくありません。

悪玉コレステロール値が悪く、朝起きると皮脂がすごい方は、脂質異常症を疑ってみても良いと思います。

脂質異常症のタイプは主に3つ。

  • 高LDLコレステロール血症・・・悪玉コレステロールが多い状態
  • 低HDLコレステロール血症・・・善玉コレステロールが少なすぎる状態
  • 高トリグリセライド血症・・・中性脂肪が多い状態

高LDLコレステロール血症は悪玉コレステロールが多すぎる状態で、脂質異常症では一番多くみられます。

低HDLコレステロール血症は善玉コレステロールが少なすぎる状態です。

血液中から余分なコレステロールがうまく回収されないため、コレステロールがたまりやすく、動脈硬化のリスクが高くなります。

高トリグリセライド血症は中性脂肪が多すぎる状態で、中高年男性に多くみられます。

脂質異常症になると、朝起きると皮脂がすごいだけではなく、恐ろしい病気に繋がることがあります。

脂質異常が原因で起こりやすくなる病気

  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • 脳卒中

恐ろしい病気に繋がる前に、脂質異常症を予防することが大切です。

脂質異常症の予防について

脂質異常症の一番の対策は、基本の食生活を見直すこと。

主食をきちんと食べ、動物性脂肪の摂取を控えましょう。

コレステロールを減らす働きのある積極的に取り入れたい食材は主に3つ。

  • 新鮮な青魚
  • 植物性タンパク質
  • 食物繊維

魚に多く含まれる不飽和脂肪酸に悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

植物性タンパク質を多く含む食材は大豆製品です。

植物たんぱく質には、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。

食物繊維は、コレステロールや中性脂肪が腸内で吸収されるのを緩和し、特に水溶性の食物繊維にはコレステロールを減らす働きがあります。

*水溶性食物繊維を含む食材
  • ごぼう
  • アボカド
  • しいたけ
  • こんにゃく
  • にんじん
  • さつまいも

バランスの良い食生活を心がけて脂質異常症を予防すれば、朝起きると皮脂がすごいという症状も改善されるかもしれません!

まとめ

  • 朝起きると皮脂がすごいし頭が痛い場合は、脂漏性皮膚炎の可能性がある
  • 脂漏性皮膚炎が悪化すると脱毛症になることがある
  • 朝起きると皮脂がすごいし背中が痛い場合は、背中ニキビの可能性がある
  • 背中ニキビは生活用品や生活様式を見直すことにより自分で改善できる場合がある
  • 朝起きると皮脂がすごいし悪玉コレステロール値が高い場合は、脂質異常症の可能性がある
  • 脂質異常症が原因で大きな病気につながることがあるので予防することが大切

朝起きると皮脂がすごいといった症状は、体に異常があるサインかもしれません。

一時的ですぐに治ればよいですが、長く続く時は嫌な病気が隠れている場合があるので、病院に行って相談することをおすすめします。

また皮脂がすごい原因は食生活にあることが多いため、これを機に食生活について見直してみてはいかかでしょうか。

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